ダニエル・リカルドは、ルノーの2019年F1パワーユニットの数字を見て楽観的に感じており、今季の進歩は“半端ない”と語った。ルノーF1チームは2月12日(火)に2019年F1マシン『R.S.19』を発表。マネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、新型パワーユニット『E-Tech 19』はV6ターボハイブリッドが導入されて以降で“最大の進化”を果たしていると自信をみせていた。
今年からルノーF1チームに加入するダニエル・リカルドもその主張を支持し、数値で目にした進歩は“半端ない”ものだとコメント。リカルドは過去5年間、レッドブル・レーシングでルノーのF1パワーユニットを走らせている。「当然だけど、ルノー・ファミリーの中で、かなり深く数値を見てきた、そして、彼らがただ誰かを喜ばせるためにそれを言っているのではないことを僕はわかっている」とダニエル・リカルドは続ける。「でも、レースカーはレースカーだ。コース上で走らせれば、ダイナモで多くのことを完了しても『どうしてこうなる?』『こんなことになるとはっ予想していなかった』ということもある。だから、ひとつのことに全てを賭けて、これはダメだと言いたくはない」「でも、今のところ彼らが冬の間にやってきたことを見て、これまで彼らが成し遂げてきた数値を見れば、それは良いものだった」「決してメルセデスより優れていると言っているわけではないけど、彼らがやってきたことは本当にポジティブだ。それを聞いて嬉しいのは確かだ」ルノーF1チームで3年目を迎えるチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグは、エンジン面のパフォーマンス向上はまさに必要なものだと語る。「それは我々が必要としていたものだ」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「昨年、僕たちはエンジン面であまり多くのことをやれなかったのし、ちょっと遅れをとっていた。昨年後半、僕たちは本当に困難な状況に置かれていた。だから、僕たちは本当にそれを必要としていた。それが届いたのは良いことだ」「それでも、反対側ではフェラーリやメルセデスがまた多くのパワーを見い出したかもしれない。それ僕たちが再びさらに多くを見い出さなければならないことを意味する。推測で言うのは難しい」
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