ダニエル・リカルドは、2019年のF1世界選手権にむけてルノーから出てくる話は“心強い”と語る。ダニエル・リカルドは、F1キャリアで7勝を挙げたレッドブル・レーシングを離れてルノーに移籍することを決断。そのニュースは、ファンのみならずF1界全体を驚かせた。
ルノーは、2019年シーズンに向けてシャシーとエンジンを完全に新設計。エグゼクティブディレクターを務めるマルチン・ブコウスキーは「3年間の構築を終え、3年間の攻撃が始める」と2019年に向けて意気込んでいる。ダニエル・リカルドは「明らかに有望だ」とコメント。「契約したとき、この先にやらなければならない仕事があることはわかっていたけど、彼らが状況を良くするために多大な努力を注ぎ、19年と20年により強くなるために多くの部門を拡張しようとしていることはわかっている」ルノーは、2018年をコンストラクターズ選手権を4位で終えたが、総合的にシーズンを通してのクルマの改善具合には失望していた。「2019年は新しいクルマだし、再びフレッシュなスタートになると思う」とダニエル・リカルドはコメント「僕にできることは、その全てに完全に没頭して、出来る限りの手助けをして、そこからどのように進んでいくかを見ていくことだけだ」また、ダニエル・リカルドにとって2019年のF1世界選手権は別の側面でも後押しとなるものがある。これまで“マシン+ドライバー”で734kgの最低重量が定められていたが、2019年のF1世界選手権からはドライバーの体重は別で測定され、80kgを越えない場合はコックピットエリアにバラストが積まれることになる。「僕たち全員がもう少し食事を楽しめるようになるだろうね」とダニエル・リカルドはコメント。「それについて不満はない。僕の多くがレース週末に自分たちを飢えさせようとしていた。トレーニング中でさえ、ただ大量にトレーニングをするだけで、あまり筋力トレーニングはできなかった」「もっと激しいトレーニングをして、たくさん食べられるようになるね。ビールなどでお腹をふくらませるわけではない。僕たちはもっと強くなるはずだ。良いことしかないと思う」