レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、2018年F1シーズン後半のリタイアの多発は“アッパーカット”を喰らっているような気分だと語る。2019年にルノーに移籍することが決定しているダニエル・リカルドは、レッドブルの最後のシーズンに数々のトラブルに見舞われてきた。様々なテクニカルトラブルによって好成績のチャンススを奪われただけでなく、エンジンコンポーネントの交換によってグリッドペナルティも科せられた。
先週末のF1ブラジルGPでもターボチャージャーの交換によってグリッドペナルティを科せられた。前戦メキシコGPのリタイア時にマーシャルがマシンに消火器を吹きかけたことが原因による呼称だった。11番グリッドからスタートして4位でレースを終えたダニエル・リカルドだったが、レッドブルのスピードを考えれば、良い結果を出すために後方からの戦いを強いられる続けていることにフラストレーションを感じたと語る。「メキシコの事故のリプレイを見たけど、それは金曜日に僕の傷口に塩を塗るだけだったよ!」とダニエル・リカルドはコメント。「それに今年のDNFの数はルイスの過去5年間よりも多いという統計もある。それらは本当に僕にアッパーカットを喰らわせている」「場違いな位置や後方からスタートするたびに、僕たちには速いクルマがあるように感じる」だが、ダニエル・リカルドは、メキシコのマーシャルに責任を負わせるつもりはないと語る。「リプレイを見たけど、ただの煙だったと思った」とダニエル・リカルドはコメント。「でも、火が出ていた瞬間もあったし、マーシャルに怒るつもりはない」「火が出ていら消すのが彼らの仕事だ。誰にも怒っていないし、とにかくそれが完全に実行されることだけを願っている」「ブラジルの最後にラインを通過してすぐにかなりイライラした。表彰台はかなり近かったし、僕たちにはそのペースがあったからね」「後悔はないし、自分が表彰台を失ったり、チームが表彰台を失ったとは感じていない」「僕たちはできる限りのことをやったし、それについては気にならない。僕たちには驚くほど速いクルマがあったし、レースは楽しかった」「僕たちが4位よりも優れていることはわかっている。でも、いずれにしろ、チームとのチャンスはあと1回ある」「あのペースがあれば、アブダビに向けて本当に楽観的だ。僕たちにとっていつもインテルゴスよりも強いトラックだと感じているしね」
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