レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、2018年のF1世界選手権でのメルセデス、フェラーリ、レッドブルのラップタイム差は0.5秒差だと見積もっている。F1バルセロナ合同テストでは、主にロングランのペースに重点が置かれ、ショートランのペースについてはまだベールに包まれているが、総合的にはメルセデスがまだライバルを圧倒していると考えられている。
しかし、ダニエル・リカルドは、全員がポテンシャルをフルに発揮する今週末のF1オーストラリアGPでは3強による大混戦になると予想している。「トップ3についてだけ話をすれば、僕たち全員がコンマ5秒以内にいると言いたい」とダニエル・リカルドはF1公式サイトにコメント。「それはまだかなりコンサバティブな考え方だとは思うけど、現実的にコンマ5秒以内に6台がいれば問題はないと思う」「僕たちがフェラーリに対してどの位置にいるかはわからない。でも、拮抗していると思う。僕たちの方がコンマ1秒速いのか、彼らの方が速いのかどうかはわからない」「テストでメルセデスは手の内を隠していたし、始まる前に僕たちが遅れているとは言いたくはないけど、メルセデスのリアルなペースはまだフェラーリとレッドブルよりも前にいると思う」「僕たちが彼らの後ろにいるのか、フェラーリの真後ろにいるかどうかはわからない」過去数シーズン、レッドブルは序盤戦はスロースタートで中盤以降にポテンシャルを発揮する傾向にあったが、今年はそれを避けるために新車の完成を早めてテストに挑んだ。ダニエル・リカルドは、これまでのところ、その決定は功を奏していると語る。「フィルミングデーでクルマをコース上で走らせて初期問題を出して、テストまで1週間あったし、テスト初日に僕たちは100周を走り込んだ」とダニエル・リカルドはコメント。「チームは今年より積極的だったし、ぎりぎりまで貪欲というわけではなかった。僕たちはこれまでの年よりも多くの準備を整えてメルボルンに来ている。そのアドバンテージを生かさなければならない」「今週末、2台が力強いポイントフィニッシュ、つまり表彰台を獲得できれば、メルセデスとフェラーリに対する力強い声明になると思う」
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