ダニエル・リカルドは、レッドブルとの契約を確定していないことはリスクであることを認める。F1キャリアのすべてをレッドブル・プログラムの一員として過ごしてきたダニエル・リカルドだが、2018年末で現在の契約は期限を迎えることになり、契約延長にむけて2018年にレッドブルが競争力にあるクルマを生み出せるどうかを見守っている。
チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、印象的なパフォーマンスで地位を確立しており、ダニエル・リカルドはどのチームに所属するにせよ、自分がより魅力的なドライバーであることを示すためにできる限り高いレベルでパフォーマンスを発揮する必要があることを承知していると語る。「そうだね、常にリスクがあることは承知している」とダニエル・リカルドは RACER にコメント。「契約がない時間が長くなって、パフォーマンスを発揮できなければ、レース毎にどんどん望ましくない状況になっていく」「でも僕は自分のアプローチ、自分がやろうとしていることに自信を持っているし、パフォーマンスを発揮できると自信を持っている」また、チャンピオンシップに勝てるマシンを求める28歳のダニエル・リカルドは、新シーズン毎にその重要性が少しずつ増していると感じていると認める。「シーズン序盤にどうなるか見てみよう。毎年、運命を左右するように感じているけど、もちろん毎年過ぎていく・・・年齢を重ねるほどに『OK、僕にはF1でまだ10年残っていたけど、今はそれが8年、6年、4年しかなくなっている』という気持ちが強くなる」「毎年、時間は過ぎていくものだけど、自分のパフォーマンス面に関しては心配していない。白髪になる前にワールドチャンピオンになりたいという気持ちが強くなっているよ」マックス・フェルスタッペンは、2020年までレッドブル・レーシングとの契約を延長しており、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドが将来について決断するのを“永遠に待つことはできない”と警告している。