メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが、2026年F1第8戦オーストリアGPのフリー走行2回目(FP2)でもトップタイムを記録し、金曜日の全セッションを首位で締めくくった。2番手にはオスカー・ピアストリ、3番手にはランド・ノリスが続き、マクラーレン勢が好ペースを披露。レッドブル・リンクで行われた初日の走行では、メルセデスとマクラーレンが強力な速さを見せた。
アントネッリが1分07秒014でトップ現地時間17時から始まったFP2は、FP1をルーキードライバーに譲ったレギュラードライバーたちも復帰し、本格的な週末の準備が進められた。序盤はミディアムタイヤを装着したノリスが1分08秒000を記録してトップに立ち、ピアストリを0.2秒上回った。一方、アウディのニコ・ヒュルケンベルグはブレーキングでコースオフし、FP1から続く制動面での苦戦をうかがわせた。その後、アントネッリが最初に1分07秒台へ突入。FP1の自己ベストを更新するタイムでトップに返り咲いた。セッション後半のソフトタイヤアタックでは、一時ピアストリが首位タイムを記録したものの、アントネッリが再び上回り、最終的に1分07秒014でトップを守った。ピアストリは0.237秒差の2番手、ノリスは0.325秒差の3番手となり、マクラーレン勢も高い競争力を示した。フェルスタッペン4番手 ハミルトン5番手4番手にはマックス・フェルスタッペンが入り、5番手はルイス・ハミルトン。ジョージ・ラッセルが6番手、アイザック・ハジャーが7番手、FP1を欠場したシャルル・ルクレールは8番手まで順位を上げた。9番手にはリアム・ローソン、10番手にはアウディのガブリエル・ボルトレトが続いた。11番手はピエール・ガスリー、12番手はアービッド・リンドブラッド、13番手はオリバー・ベアマン、14番手はヒュルケンベルグ、15番手はエステバン・オコンだった。16番手はフランコ・コラピント。17番手から20番手にはアレクサンダー・アルボン、カルロス・サインツJr.、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールが並んだ。キャデラックは2台ともトラブルに泣くセルジオ・ペレスはFP1終盤のトラブルを受けてECU(エンジン・コントロール・ユニット)を交換してFP2に臨んだが、ターン6で再びマシンを停止させ、バーチャルセーフティカー(VSC)の原因となった。この中断を利用して、シートの違和感を訴えていたフェルスタッペンはコクピットから降り、シート調整を実施した。さらにセッション中盤にはバルテリ・ボッタスがコクピット内の煙を報告しながらピットへ戻り、ガレージではマシン床下から出火。消火作業が行われ、そのまま走行を再開できなかった。キャデラックはペレス、ボッタスともにセッション終盤まで復帰できず、2台揃ってタイムシート最下位で初日を終える厳しい一日となった。土曜日は現地時間12時30分(日本時間19時30分)からFP3、15時(日本時間22時)から予選が行われる。2026年F1 オーストリアGP フリー走行2回目1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)1分07秒0142.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)+0.237秒3.ランド・ノリス(マクラーレン)+0.325秒4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)+0.550秒5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)+0.597秒6.ジョージ・ラッセル(メルセデス)+0.623秒7.アイザック・ハジャー(レッドブル)+0.744秒8.シャルル・ルクレール(フェラーリ)+0.841秒9.リアム・ローソン(レーシングブルズ)+1.221秒10.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)+1.286秒11.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)12.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)13.オリバー・ベアマン(ハース)14.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)15.エステバン・オコン(ハース)16.フランコ・コラピント(アルピーヌ)17.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)18.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)20.ランス・ストロール(アストンマーティン)21.バルテリ・ボッタス(キャデラック)22.セルジオ・ペレス(キャデラック)【関連】・F1オーストリアGP フリー走行2回目 結果・タイムシート