2010 FORMULA 1 QANTAS AUSTRALIAN GRAND PRIX
1位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)「なんて素晴らしい一日だ!ここでの一周目からクルマを快適に感じていたんだ。予選はうまくいった。前のみんなほどのペースはなくて、コンマ5〜6秒遅れていたけど、僕たちのレースペースは良かった。このようなトリッキーなコンディションの中で、僕たちは素晴らしい判断ができたと思うし、勝利を掴み取れた。いくつかの点で幸運だったという人もいるかもしれないけど、僕たちが正しい判断が出来ただけだと思う。スピードだけではなく、正しい判断をして、一貫してクルマを壊さないことが重要なんだ。スリックへ変えるためにピットへ入る必要があった。インターミディエイトでのグリップに苦しんでいたし、リアタイヤがすぐにボロボロになってしまっていたから、ドライタイヤに変えるタイミングだと判断したんだ。ピットレーンを走っているときはずぶ濡れだったし、大きな過ちを犯したのではと心配だった。ピットを出てコースオフした時には、ただ“しまった!”って思ったよ。でも、すぐにグリップを得ることができて、クルマの中でいい感触を得られるようになった。セバスチャン(ベッテル)に追いついて、タイヤを労わっていたし、十分なギャップを築くことができた。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの全員に心から感謝したい。彼らは素晴らしい仕事をしてくれた。表彰台にあがれただけでなく、2戦目で真ん中に立てるなんて素晴らしいことだ。ペースが完璧ではないときは、たくさんのポイントを獲得することが重要だ。僕たちにとっては本当に重要なポイントになった。これからも集中していかなければならないしし、来週のマレーシアではさらにクルマが良くなっていることを期待している。今回の勝利は、僕にとって大きな意味がある。マクラーレンでのグランプリ優勝。いい響きでしょ? 走り回って叫びたい気分だ。ほんとうに最高な経験だよ」2位 ロバート・クビサ (ルノー)「今日の2位は冬にわたってハードワークを行ったチームにとって素晴らしい結果だ。戦略面でコールするのが難しいレースだったし、バトンのペースを見てすぐにインターミディエイトをスリックに交換するためにピットインした。ピットでなんとかマッサをかわして、バトンの前に出たけど、スリックでの1周目で彼を抑えることはできなかった。「レース終盤にもう一回ピットインすると思っていたけど、チームはレース終盤までタイヤを労われそうなら必要はないと言ったんだ。出来る限り労わろうとしたよ。後ろにハミルトンとマッサがいたので簡単ではなかったけど、最終的にタイヤはもってくれたし、この素晴らしい結果を得ることができた。僕たちはこの冬にとても懸命に作業を行ってきたし、最速チームと実際に争うにはまだ長い道のりだということはわかっているけど、この結果はチームのみんあにとって素晴らしい後押しになるね」3位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)「僕自身のためにもチームのためにも今回の結果にはとても満足している。スタートでの雨、セーフティカー、トラックがまだとても滑りやすいときでのスリックタイヤの変更など、いろんなことが起こったけど、僕たちは素晴らしい仕事をした。このようなポイントは順位表には非常に重要だ。過去にここでは決して運がいいとはいえなかったし、たいていシーズンの序盤で苦労していた。表彰台の鍵となったのはスタートだ。なんとかホイールスピンを抑えて、他のドライバーがグリップに苦労しているときに2番手まであがることができた。そのあと序盤にグリップに問題を抱えてしまいいくつか順位を失ったけど、戦略のおかげでいくつか取り戻すことができた。クビサに近づくことはdけいたけど、彼を追い抜くチャンスはんかったし、後ろではフェルナンドがミスを狙って何度も接近していた。今日はグランドスタンドやテレビの前の観客は楽しかったと思うよ。決して退屈だったとは言えないよね!」4位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)「結果には満足している。白線でホイールスピンしてしまって酷いスタートだったし、1コーナーで2台のクルマと接触して後方まで下がったので、4位でフィニッシュできたことは非常に重要なことだ。特に他のドライバーに起こったことによって、タイトルを争う直近のライバルとのリードを広げることができた。戦略のおかげで、僕たちはなんとかこの結果を得ることができた。クルマは完璧だったし、ソフトタイヤで非常に長いスティントを走ることができた。フェリペの後ろにいるとき、僕の方が少し速かったかもしれないけど、F1で追い越すのが難しいことはわかっているし、チームメイト同士なので、不必要なリスクは冒したくなかった。クビサを追い抜くことができていれば展開は違ったかもしれない。でも、僕たちよりもフレッシュなタイヤをはいていたハミルトンとウェバーからポジションを守らなかったことを抜きにしても不可能だった。このようなエキサイティングで凝縮されたレースによって、退屈なレースについての話を聞くことはなくなると思うよ!」5位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)「混乱のレースで5位は良い結果だ。ウェットでのスタートはうまくいかなかったし、そのあともペースが上がらなくて、オプションタイヤに苦戦していた。リアのデグラデーションがかなり酷くて、前のグループにアタックするために2度目のピットストップを行って新品タイヤに履き替えることに決めた。タイヤにアドバンテージがあっても、一旦捕まってしまったら追い抜くのは難しかったので、マークとルイスが事故を起こしたときにいくつか順位をあげられてよかったし、それには満足している。ポイントを獲り続ける必要があるし、マシンは改善されていたので、全体的にはまずまずの週末だったよ」6位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)「今回は人生でも最高のドライブだったと思う。確かに2度のタイヤストップをするという決断は正しくなかったかもしれないけど、僕のチームは素晴らしい集団だし、いつも正確な仕事をしてくれる。毎回うまくいくとは限らない...
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