2021年 F1アメリカGPのフリー走行2回目が現地時間10月22日(金)に行われ、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)がトップタイムをマークした。気温29度、路面温度39度のドライコンディションで60分間のFP2セッションはスタート。フリー走行2回目は、主に1回目のセッションで収集したデータを元にセットアップを煮詰めていく作業が基本となる。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズは路面のバンプが激しく、FP1セッションではリアタイヤのオーバーヒートを訴えるドライバーも多かった。クラッシュなどのトラブルはなくスムーズに進行したフリー走行2回目では、レースのメインタイヤになると考えられるミディアムでのロングランが主体となり、淡々と走行が重ねられていった。フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス。24周を走行して1分34秒946をマーク。2番手には0.257秒差でマクラーレンのランド・ノリスが続いた。3番手はメルセデスのルイス・ハミルトン。一時は1分34秒842とセルジオ・ペレスよりも0.1秒速いタイムで暫定トップに立ったが、トラックリミット違反で抹消。それを考えれば、メルセデス優勢ではあるものの、レッドブル・ホンダもFP2で巻き返してきたとも考えられる。4番手はメルセデスのバルテリ・ボッタス。午前中に記録した1分34秒874が初日の総合ベストタイムとなった。5番手にはダニエル・リカルド(マクラーレン)、6番手はランス・ストロール(アストンマーティン)、7番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は、新品ソフトでの走行でトラフィックに引っかかりアタックを断念したこともあり、8番手に沈んだ。9番手にはカルロス・サインツ(フェラーリ)、10番手はアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)が続いた。アルファタウリ・ホンダはセットアップに苦戦しているようであり、ピエール・ガスリーがトップから1.296秒差の12番手。COTA初走行の角田裕毅は、トラックリミット違反でベストタイムを削除されたが、ガスリーから0.741秒差の16番手タイムを記録し、順調にコースの習得を進めた。F1アメリカGPのフリー走行3回目は、日本時間10月24日(日)の午前3時から行われる。2021年 第17戦 F1アメリカGP フリー走行2回目 結果・タイム順位NoドライバーチームタイムGAPLAPS111セルジオ・ペレスレッドブル・ホンダ1分34秒946 2424ランド・ノリスマクラーレン1分35秒2030.25720344ルイス・ハミルトンメルセデス1分35秒3100.36422477バルテリ・ボッタスメルセデス1分35秒3600.4142456ダニエル・リカルドマクラーレン1分35秒4570.51121618ランス・ストロールアストンマーティン1分35秒5610.61525716シャルル・ルクレールフェラーリ1分35秒5720.62623833マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1分35秒8240.87823955カルロス・サインツフェラーリ1分35秒9190.973241099アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分36秒1381.192251131エステバン・オコンアルピーヌ1分36秒1581.212231210ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ1分36秒2421.29625133フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分36秒3761.43018147キミ・ライコネンアルファロメオ1分36秒5581.61225155セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分36秒7181.772301614角田裕毅アルファタウリ・ホンダ1分36秒9832.037241747ミック・シューマッハハース1分37秒0412.095241822ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分37秒2542.308261963ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分37秒4902.54421209ニキータ・マゼピンハース1分38秒0263.08023
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