2021年 F1世界選手権 第8戦 F1シュタイアーマルクGPのフリー走行2回目が6月25日(金)にオーストリアのレッドブル・リンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がFP1に続いてトップタイムを記録した。予選・決勝のスタートと同じ時間帯となる現地時間15時から行われた60分間のFP2セッション。空には集めの雲が多い、気温22度、路面温度43度のコンディションでスタートする。路面はドライだが、序盤は少し雨がぱらつく場面もあった。
FP2は、予選と決勝を見据えたマシンのセットアップとタイヤ戦略を決定するためのデータ収集がメインとなる。各チームとドライバーが、ショート&ロングランで各セクターでいかにデータを揃えられるかがポイントとなる。アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、FP1終了後にホンダのF1パワーユニットにデータ異常が見つかたため、マシンを分解してチェック。出走を断念した。大部分のドライバーがハードもしくはミディアムタイヤで走行をスタート。20分を過ぎたあたりから、各ドライバーがソフトタイヤを装着してのシングルラップを開始。一通りタイムを出した後は、各チームが決勝でのタイヤ戦略を考慮したロングランを実施した。結局、雨に見舞われることはなかった。2021年 F1シュタイアーマルクGP フリー走行2回目。トップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。37周を走行して1分05秒412をマークした。チームメイトのセルジオ・ペレスは一発が伸び悩んでおり、0.677秒差の9番手でセッションを終えた。2番手には最近、調子を取り戻してきた印象のダニエル・リカルド(マクラーレン)、3番手には好調アルピーヌF1のエステバン・オコンが続いた。アルピーヌF1はフェルナンド・アロンソも5番手につけている。4番手にメルセデスF1のルイス・ハミルトン。セッション中盤のショートランでは一瞬フェルスタッペンを上回ってタイムシートのトップに立ったが、トラックリミット超過によって抹消されている。チームメイトのバルテリ・ボッタスはピットアウト時にピットレーンでスピンするという恥ずかしいシーンもあり、12番手でセッションを終えた。ピエール・ガスリーが走れなかったことで1人でプログラムをこなすことになった角田裕毅。クラッシュこそなかったが、大事に行き過ぎたのか、はたまたセッティング変更がはまらなかったのか15番手で初日のセッションを終えた。2021年 F1シュタイアーマルクGP フリー走行3回目は明日26日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。2021年 第8戦 F1 シュタイアーマルクGP フリー走行2回目 結果・タイム順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回133マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1分05秒412 3723ダニエル・リカルドマクラーレン1分05秒7480.33635331エステバン・オコンアルピーヌ1分05秒7900.37835444ルイス・ハミルトンメルセデス1分05秒7960.38435514フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分05秒8270.4153965セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分05秒9340.5223874ランド・ノリスマクラーレン1分05秒9940.58239818ランス・ストロールアストンマーティン1分06秒0790.66736911セルジオ・ペレスレッドブル・ホンダ1分06秒0890.677361099アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分06秒1450.733371155カルロス・サインツフェラーリ1分06秒1470.735391277バルテリ・ボッタスメルセデス1分06秒2510.839321316シャルル・ルクレールフェラーリ1分06秒2700.85839147キミ・ライコネンアルファロメオ1分06秒2970.885411526角田裕毅アルファタウリ・ホンダ1分06秒4511.039391663ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分06秒6281.216391747ミック・シューマッハハース1分06秒8861.47429189ニキータ・マゼピンハース1分07秒4041.99230196ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分07秒6692.257322010ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダNo Time 0
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