2019年のF1バルセロナ インシーズンテストが5月15日(水)に2日目を迎え、ハースF1チームのケビン・マグヌッセンが午前中のトップタイムを記録した。今シーズンの最後のテストチャンスとなるバルセロナテストでは、各F1チームがスペインGPに持ち込んだアップグレードを確認するとともに、次戦モナコGP、そして、残りのシーズに向けた様々なパーツやセットアップを評価している。
また、フェラーリとレーシングポイントはピレリの2020年型コンパウンドのテストのために2台のマシンを走らせている。午前中のトップタイムを記録したのはケビン・マグヌッセン。46周を走行して1分18秒101をマークした。若手ドライバーテストの意味合いもある今回のテストでは各チームがレギュラードライバーとは異なるドライバーを起用。フェラーリのテスト担当したアントニオ・フォコがほぼレースディスタンスとなる60周を走り込んで2番手タイムをマーク。3番手はトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボン。4番手タイムはアルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンが記録。前日はカラム・アイロットのクラッシュによってマシンに大きなダメージを負ったが、2日目までに修復されて順調にテストを進めている。3度の赤旗中断のあった午前中のセッション。レッドブル・ホンダは日本でスーパーフォーミュラに参戦するジュニアドライバーのダニエル・ティクトゥムを起用しているが、ティクトゥムはターン10でストップして赤旗中断となった。ウィリアムズのニコラス・ラティフィは6番手タイムを記録したが、ピット出口でストップして赤旗。メルセデスはF2ドライバーのニキータ・マゼピンを起用。午前中の終了間際にターン12でスピンを喫して赤旗中断となった。2019年 F1バルセロナテスト 2日目 (午前)順位ドライバーチームタイム周回1ケビン・マグヌッセンハース1分18秒101 462アントニオ・フォコフェラーリ1分18秒182603アレクサンダー・アルボントロロッソ・ホンダ1分18秒263424キミ・ライコネンアルファロメオ1分18秒578475シャルル・ルクレールフェラーリ(ピレリ)1分18秒666736ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分18秒915517ニキータ・マセピンメルセデス1分19秒416828ジャック・エイトケンルノー1分20秒648429オリバー・ターベイマクラーレン1分20秒7125210ダニエル・ティクトゥムレッドブル1分20秒8834511ニック・イェロリーレーシングポイント1分20秒0965312セルジオ・ペレスレーシングポイント(ピレリ)1分21秒22420
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