2018年のF1世界選手権 第15戦 シンガポールGPのフリー走行1回目が9月14日(金)にマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われ、ダニエル・リカルド(レッドブル)がトップタイムを記録。2番手にもマックス・フェルスタッペンが続き、レッドブル・レーシングが1-2体制で1回目のセッションを終えた。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが16番手タイム、ブレンドン・ハートレーが17番手タイムで1回目のセッションを終えた。
最終フライアウェイレースの初戦となるF1シンガポールGP。2008年にF1初のナイトレースとして開催されたシンガポールGPは、今年で11回目の開催。タイトな低速コーナーが多い市街地コースのマリーナ・ベイ・サーキットは、エンジン面で劣るチームがチャンスと捉えており、例年、ハイダウンフォース仕様のパッケージを持ち込む。ピレリは、シンガポールGPに最も柔らかいハイパーソフト(ピンク)、ウルトラソフト(パープル)、そして、スーパーソフトを飛ばしてソフト(イエロー)という3種類のタイヤを選択している。まだ日が落ちていない時間帯となる現地時間16時30分。気温32.4℃、現地時間45.2℃、湿度55.3%のドライコンディションでセッションはスタートした。街中に設置されるサーキットのため、序盤はランス・ストロール(ウィリアムズ)がスピンしたのを始め、ドライバーがコーナーで挙動を乱すシーンも見られた。メルセデスとレッドブルはソフト、フェラーリは最も多く持ち込んだハイパーソフトでセションを開始している。30分が経過した時点にトップ立ったのはメルセデスのルイス・ハミルトン。ウルトラソフトで1分42秒072。2番手にチームメイトのバルテリ・ボッタス、そこにレッドブル勢が1秒以内で喰らいついている。セッション終盤にはキミ・ライコネン(フェラーリ)がターン18でコースオフしてエスケープに逃れている。残り5分を切ったところでシャルル・ルクレール(ザウバー)がクラッシュ。右フロントサスペンションを壊した。フリー走行1回目のトップタイムは、ダニエル・リカルドの1分39秒711。2番手には0.201秒差でマックス・フェルスタッペンが続き、レッドブルが1-2体制で1回目のセッションを終えた。3番手にはセバスチャン・ベッテル、4番手にはキミ・ライコネンとフェラーリ勢が続いた。5番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)が入った。ルノーはカルロス・サインツも7番手タイムを記録してる。メルセデスはルイス・ハミルトンが28周を走行して6番手、バルテリ・ボッタスも28周を走行して8番手と苦手としているシンガポールでFP1から多くの周回数を走り込んだ。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが25周を走行してトップから3.529秒差となる1分43秒240で16番手、ブレンドン・ハートレーは1分43秒849で17番手だった。ストフェル・バンドーン(マクラーレン)は、今回のセッションでも最下位20番手で終えている。F1シンガポールGP フリー走行2回目は、この後21時30分(現地時間20時30分)からスタートする。2018年 第15戦 F1シンガポールGP フリー走行1回目順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回13ダニエル・リカルドレッドブル1分39秒711 27233マックス・フェルスタッペンレッドブル1分39秒9120.2012735セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分39秒9970.2862347キミ・ライコネンフェラーリ1分40秒4860.77521527ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分41秒1051.39426644ルイス・ハミルトンメルセデス1分41秒2321.52128755カルロス・サインツルノー1分41秒3291.61823877バルテリ・ボッタスメルセデス1分41秒4291.71828916シャルル・ルクレールザウバー1分42秒0352.32424108ロマン・グロージャンハース1分42秒1082.39721119マーカス・エリクソンザウバー1分42秒4082.697231211セルジオ・ペレスフォース・インディア1分42秒4122.701251320ケビン・マグヌッセンハース1分42秒4522.741201414フェルナンド・アロンソマクラーレン1分42秒6962.919231531エステバン・オコンフォース・インディア1分43秒1773.466251610ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分43秒2403.529251728ブレンドン・ハートレートロロッソ・ホンダ1分43秒4853.774301818ランス・ストロールウィリアムズ1分43秒8494.138301935セルゲイ・シロトキンウィリアムズ1分44秒0364.32529202ストフェル・バンドーンマクラーレン1分45秒1605.44911
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