2018年のF1世界選手権 第12戦 ハンガリーGPのフリー走行3回目が7月28日(土)にブダペストのハンガロリンクで行われ、セバスチャン・ベッテル((フェラーリ)がコースレコードを更新して最速タイムを記録。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが9番手タイム、ブレンドン・ハートレーが12番手タイムで予選前のセッションを終えた。
土曜日のハンガロリンクは晴れ。現地時間12時に気温21℃、路面温度50℃のドライコンディションでセッソションはスタートした。今週末も高い路面温度でのレースが予想されている。タイヤ戦略が1ストップが主流になるとみられ、抜きにくいことで有名なハンガロリンクでは、予選順位が重要となる。30分が経過した時点でトップに立ったのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。3kっ用チームは全員が1分17秒台に入れている。興味深いのは6番手につけたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。ソフトタイヤで念入りにタイヤとエネルギー回生を確認しており、7番手との差も約0.5秒あるため、Q2でソフトを選択する可能性がある。その後、ルイス・ハミルトンがシケインでスピン。数分後には同じ箇所でバルテリ・ボッタスがスピン。自力で戻ったものの、ウォールにマシンをヒットさせている。メルセデスはマシンバランスに問題を抱えているのかもしれない。最終的に路面温度は58℃まで上昇。終了間際には各チームが予選ラップのシミュレーションを実施した。コース上には多くのトラフィックが発生した。レッドブル・レーシングはウルトラソフトを装着してもセクター1でスピードが伸びない。フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル、1分16秒170を記録し、昨年自身が更新したコースレコード(1分16秒276)を塗り変えた。2番手には0.059秒差っでバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手には0.203秒差でキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが22周を走行してトップから1.969秒差となる9番手タイム、ブレンドン・ハートレーは19周を走行して12番手だった。F1ハンガリーGP 予選は、このあと22時(現地時間15時)から行われる。2018年 第12戦 F1ハンガリーGP フリー走行3回目順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回15セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分16秒170 16277バルテリ・ボッタスメルセデス1分16秒2290.0591737キミ・ライコネンフェラーリ1分16秒3730.20316444ルイス・ハミルトンメルセデス1分16秒7490.5791753ダニエル・リカルドレッドブル1分16秒8030.63311633マックス・フェルスタッペンレッドブル1分16秒9460.77614755カルロス・サインツルノー1分18秒7541.58417827ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分18秒0831.9131898ロマン・グロージャンハース1分18秒0841.914191010ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分18秒1391.969221120ケビン・マグヌッセンハース1分18秒2302.060171228ブレンドン・ハートレートロロッソ・ホンダ1分18秒2522.082191316シャルル・ルクレールザウバー1分18秒3762.206191414フェルナンド・アロンソマクラーレン1分18秒4672.297151531エステバン・オコンフォース・インディア1分18秒5122.342201635セルゲイ・シロトキンウィリアムズ1分18秒6302.46017172ストフェル・バンドーンマクラーレン1分18秒7892.61914189マーカス・エリクソンザウバー1分18秒8422.672181911セルジオ・ペレスフォース・インディア1分18秒9622.792182018ランス・ストロールウィリアムズ1分19秒1322,96220