2018年のF1合同テストが28日(水)に3日目を迎え、悪天候のなかでセッションは決行されたが、タイムを計測したのはフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)のみ。走行を行ったマシンも5台のみという結果に終わった。ヨーロッパの大寒波の影響でスペイン・バルセロナにも雪が降った。カタロニア・サーキットのコース外は雪に覆われ、セッション開始10分前にはヘリコプターが飛べないことで赤旗中断。スタートは延期された。
雪は雨へと変わり、最終的に現地時間12時にグリーンフラッグが振られてセッションは開始。しかし、豪雨となり、フェラーリは早々にこの日は走行を行わないことを決定した。セッション開始から50分が経過して、ようやくフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がインスタレーションラップを実施。続いてダニエル・リカルド(レッドブル)がコースに出るもスピンして2回目の走行でグラベルへ。レッドブルは走行を終了した。以降、マーカス・エリクソン(ザウバー)、ロバート・クビサ(ウィリアムズ)、ブレンドン・ハートレーがインタレーションラップを行うも1周だけでガレージに戻った。そして、残り5分でフェルナンド・アロンソとブレンドン・ハートレーがコースへ出て、アロンソがようやく2分21秒268というタイムを記録。ハートレーはタイムを記録せずにガレージへ。その後、残り3分でフェルンド・アロンソが再びコースイン。チェッカーフラッグが振られた後にタイムを更新。2分18秒545がこの日のベストタイムとなった。フェルナンド・アロンソは11周を走行。全マシンの周回数は16周だった。28日(水)に雪が降ることは事前に予報されており、いくつかのF1チームは水曜日のセッションを中止し、天候が良いと予報されている金曜日もしくは来週月曜日までの延期を提案。テスト日程の変更には全会一致での合意が必要であるが、全チームの同意が得られなかった。金曜日はウィリアムズ、土曜日にはフェラーリがフィルミングデーのためにサーキットを予約しており、その2チームが日程変更に反対したとみられている。2018年 F1バルセロナテスト 3日目 タイム結果順位ドライバーチームベストタイム周回1フェルナンド・アロンソマクラーレン2分18秒545112ダニエル・リカルドレッドブルNo Time23ブレンドン・ハートレートロ・ロッソNo Time24ロバート・クビサウィリアムズNo Time15マーカス・エリクソンザウバーNo Time16キミ・ライコネンフェラーリNo Time07セルジオ・ペレスフォース・インディアNo Time08ニコ・ヒュルケンベルグルノーNo Time09ランス・ストロールウィリアムズNo Time010ロマン・グロージャンハースNo Time011ルイス・ハミルトンメルセデスNo Time0
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