F1モナコGP予選後の全マシンの重量が発表された。モナコはオーバーテイクがほぼ不可能なコースであり、予選グリッドがレースを決めるといっても過言ではない。また、1周でつくタイム差が大きなサーキットでもあり、ピットストップ時のタイムロスも少ないため、スタートでトップに立つことができれば、多少第1スティントが短くても後方集団につっかえることなく比較的クリアなラップを得ることができる。
そういった観点でみると、セバスチャン・ベッテルの予選は失敗だったようだ。他のマシンより10kgも軽い燃料をみると、ポールからスタートして、逃げ切る作戦だったのは明らかだ。しかも偶数列であり、前と斜め後ろにはKERS搭載のフェラーリがいる。フュエルエフェクトが小さなサーキットではあるが、やはりブラウンGPのパフォーマンスは抜きん出ている。しかし、その中でフェラーリが確実にパフォーマンスをあげてきたのも注目だ。セーフティカー導入の可能性が大きなサーキットではあるが、序盤の展開がレースを大きく左右するのは間違いないだろう。F1 、モナコGP マシン重量グリッドドライバーチームマシン重量予想ピットイン予選タイム1.ジェンソン・バトンブラウンGP647.5kg21周目1分14秒9022.キミ・ライコネンフェラーリ644kg19周目1分14秒9273.ルーベンス・バリチェロブラウンGP648kg22周目1分15秒0774.セバスチャン・ベッテルレッドブル631.5kg11周目1分15秒2715.フェリペ・マッサフェラーリ643.5kg19周目1分15秒4376.ニコ・ロズベルグウィリアムズ642kg18周目1分15秒4557.ヘイキ・コバライネンマクラーレン644kg19周目1分15秒5168.マーク・ウェバーレッドブル646.5kg21周目1分15秒6539.フェルナンド・アロンソルノー654kg25周目1分16秒00110.中嶋一貴ウィリアムズ668kg34周目1分17秒34411.セバスチャン・ブエミトロ・ロッソ670kg35周目 12.ネルソン・ピケJr.ルノー673.1kg37周目 13.ジャンカルロ・フィジケラフォース・インディア693kg49周目14.セバスチャン・ブルデートロ・ロッソ699.5kg35周目 15.エイドリアン・スーティルフォース・インディア670kg35周目16.ルイス・ハミルトンマクラーレン645.5kg20周目 17.ニック・ハイドフェルドBMWザウバー680kg41周目 18.ロバート・クビサBMWザウバー696kg51周目 19.ヤルノ・トゥルーリトヨタ688.3kg46周目 20.ティモ・グロックトヨタ700.8kg51周目 
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