F1ムジェロ合同テストの2日目が2日(火)、イタリアのムジェロサーキットで終了した。2日目のムジェロ・サーキットは前日と異なりドライコンディションとなり、各チームが精力的に走行距離を重ねた。トップタイムは、ロマン・グロージャン(ロータス)。同タイムで小林可夢偉(ザウバー)が続いた。
マーク・ウェバー (レッドブル)「今日はやっとトラックが乾いてくれたし、トスカーナの天候が貢献してくれて、最後に数ラップすることができた。やらなければならないトラック作業は本当にたくさんあったけど、これまでのところは問題ない。最近は走行距離がかなり限られているので、再びマシンに戻れて良かった。今回のテストはとても有益だった。バルセロナにむけて、大部分はすでに成し遂げたことを推し進めていくけど、小さな詳細は変更していくと思う。チームは昼休みの間もセバスチャンのためにマシンを切り替えるために懸命に作業していたし、チームは空力テストを続けて彼は64周を走りこむことができた」セバスチャン・ベッテル (レッドブル)「ここにいることに満足している。カレンダーにこのトラックがないのは残念だ。多くの高速コーナーがあって素晴らしいサーキットだ。F1カーに望んでいることだ。ダウンフォースを本当に感じられるからね。一旦リズムを掴んでしまえば本当に楽しい。僕たちは多くのラップをここで成し遂げなければならない。前回のイベントでテストした多くのアイテムと今後使っていきたいものをまとめていく予定だ。ここで本当に重要なことは、マシンにどのようなことが起こっているかを確認するためのテスト後の分析だ」ミハエル・シューマッハ (メルセデスAMG)「ここでのテストデイにはとても満足している。過去に僕はこの美しいトラックで多くの走行距離を重ねてきたし、今日はかなり多くを追加できたと言っていいと思う。昨日とは違い、本当に多くのデータを集めることができたし、今回のようにマシンについてますます多くのことを学べたのは本当にポジティブなことだ。もちろん、新しいこともいくつかテストしたし、その詳細には入り込みたくはないけど、シーズンのこの段階でここに来ることは価値があった。マシンとチームの進捗には本当に満足しているし、明日の最終テストにむけて良いベースができたと確信している」ロマン・グロージャン (ロータス)「トップで一日を終えることはいつだって良いことだけど、テストでのラップタイムはそれほど意味はないことを忘れてはいけない。そう言っても、マシンの感覚は素晴らしかったし、最初からとても快適だった。今回のテストは、レース週末にする時間がなかったことを試す機会を与えてくれたし、プッシュし続ける助けになってくれることを期待している。今日は多くにセットアップ作業を成し遂げたし、全てのデータを調査して、明日何に集中する必要があるかを分析するには時間が必要なのは確かだけど、最終日にむけて良いベースラインだった」ポール・ディ・レスタ (フォース・インディア)「今日はいくつか問題があってガレージにいなければならず、あまりプログラムを実施することができなかった。スタッフは昼食直前までマシンのものを変更するために多くの時間を費やしてくれたし、最後になんとか最後の走行のために出て行くことができた。常にもっと多くのラップをしたいものだけど、このようなことは起こるものだし、明日はプログラムを完了して、学ぶ必要のあることを学べるように丸一日走れることを願っている」ジャン・エリック・ベルニュ (トロ・ロッソ)「F1にいる短い期間のなかで成し遂げた最高のテストデイだったと言いたい。トラブルもなく、ジョブシート上の多くの項目を実施することができた。テストした新しいエレメントはうまく働いていると思う。ダニエルはまだ明日試す多くのことがあるし、今回のテストの最高の要素をまとめることができれば、バルセロナで前進できることを期待している。メカニックは仕事を完了させるために短い時間に多くのパーツを変えなければならなかったし、チームもよく働いていた。全体的にポジティブな一日だった」ブルーノ・セナ (ウィリアムズ)「トラブルなく完了できたので良い一日だった。走行から多くの情報を得ることができたし、明日のために良い知識を得ることができた。改善を続けていきたいし、最終日に競争的でありたい。ムジェロは素晴らしいトラックだ。本当に速いし、身体的にもチャレンジングだ」ヴィタリー・ペトロフ (ケータハム)「F3000で勝った場所なので、ムジェロにはとても良い思い出があるし、戻ってこれて嬉しい。トラックが、現代のF1カーに適切かはわからない。ウォールがとてもとても近いし、今のマシンにとっては少し小さいかもしれない。それでも、速いラップをまとめるのは十分なチャレンジだ。僕たちが今日ここで成し遂げたものには満足していいと思う。マシンは一日を通して申し分のない走りをしていたし、今日の走行プランで目標としていた全てを完了することができた。午後はいくつか新しいパーツを走らせていった。それらが前進のようなものを与えているかを判断するにはまだ早過ぎるけど、試した新しいリアウイングはすぐにより多くのダウンフォースを与えているように感じた。マシンのバランスは良くなっていると感じたし、グリップも多かったので、間違いなく正しい方向へのステップだ。明日も同じような一日になって、来週のスペインでレースに戻るときにもっと進歩できるチャンスを与えてくれることを願っている」シャルル・ピック (マルシャ)「午前中はドライコンディションだったので、セットアッププログラムで本当に良い進歩を果たすことができた。最初はトラックは少し湿っていたけど、気温が上がり始めてどんどん良くなっていった。僕たちが進めた方向性にはとても満足しているし、マシンから良いデータを得ることができた。僕たちがここに持ち込んだ開発物は間違いなく前進だ。プログラムのおかげでパッケージからかなり多くのことを引き出せたと思う。僕の走行は完了だけど、来週のバルセロナに完全に準備するためにマシンを理解できることはたくさんあるので、明日の最終日もここにいる予定だ」ティモ・グロック (マルシャ)「トラブルによって午後のセッションの半分が犠牲になってしまったので、あまり良い後半ではなかった。素早くトラックに慣れなければならなか...
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