F1 ヘレステストの3日目が24日(水)、スペインのヘレスサーキットで行われた。3日目も全10チームが参加。この日は、マクラーレンがノーズホーン、ホンダが背びれエンジンカバーを登場させ注目を集めた。また、先のドイツGPで大クラッシュを喫したティモ・グロック(トヨタ)が、コックピットに戻った。3日目のトップタイムを記録したのは、レッドブルのマーク・ウェバー。2番手のネルソン・ピケJr.(ルノー)にコンマ2秒差となる1分19秒176を記録。ウェバーとピケJr.は、どちらもスリックタイヤでタイムを記録している。
ピケJr.は、ターン9でコースオフし、ウォールにマシン左側を接触させ、赤旗中断の原因となった。3番手は、フェラーリのキミ・ライコネン。ライコネンはグルーブタイヤでタイムを出した。背びれエンジンカバーの投入がうわさされたフェラーリだが、この日は通常のエンジンカバーでの走行となった。4番手のヴィタントニオ・リウッツィ(フォース・インディア)は、スリックタイヤ+2008年エアロでこのタイムを記録。フォース・インディアは、このテストでシームレスギアシフトをテストしており、ハンガリーGPに向けて信頼性をみせた。この日は、マクラレーンのペドロ・デ・ラ・ロサが序盤にシケインでオースオフし、一度目の赤旗中断。中盤には、トヨタのティモ・グロックがターン4でストップ。午後のセッション終盤にはホンダのルーベンス・バリチェロがエンジントラブルでストップした。ヘレスF1合同テスト3日目 (2008年7月24日)順位ドライバーチームベストタイム周回1マーク・ウェバーレッドブル1分19秒176852ネルソン・ピケJr.ルノー1分19秒334953キミ・ライコネンフェラーリ1分19秒434844ヴィタントニオ・リウッツィフォース・インディア1分19秒544865ペドロ・デ・ラ・ロサマクラーレン1分19秒850396セバスチャン・ブルデートロ・ロッソ1分20秒029777中嶋一貴ウィリアムズ1分20秒097888ティモ・グロックトヨタ1分20秒421789ルーベンス・バリチェロホンダ1分20秒6146810ニック・ハイドフェルドBMW1分20秒89697
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