FORMULA 1 Grand Prix du Canada 20081位 ロバート・クビサ (BMW)「BMWザウバーのために初勝利をあげられて、とても幸せだ。ポーランドやすべてのファンのためにもまた幸せを感じている。僕にとってとても難しいレースだった。僕はトラックの汚れている側からのスタートで、キミ・ライコネンはほぼ僕を追い越すことができたけど、なんとか彼を後ろに抑えることができた」
「セーフティカーのタイミングは僕にとって不運だった。ピットに入りたかったけど、黄信号が点灯するのが3秒くらい早くて、走り続けるしかなかった。ピットレーンがオープンになったとき、ほとんどみんなが一緒に入った。信号がまだ赤だったので、出口で止まった。キミは僕の隣に止まった。そしたら、音が聞こえて、ハミルトンが彼のマシンにクラッシュした。ルイス(・ハミルトン)に感謝しなければならないね。彼は僕ではなくキミを選んだ。ピットストップのあと、僕は1ストップのドライバーの後ろで苦労したし、多くのタイムを失った。ティモ・グロックは彼らの中で最後にピットストップして、それからはたた全力でプッシュした。ただ21秒のギャップを広げるために8周走ったし、それは大きなチャレンジだった。最終的になんとか24秒リードして、ニック(・ハイドフェルド)の前に入ることができた。この瞬間から、少し楽になったけど、それでもとてもミスしやすい状況だった。特にターマックが至る所で壊れていたからね。でも、すべてうまくいったし、僕は本当に幸せだ!」2位 ニック・ハイドフェルド (BMW)「レースに勝ったロバートにおめでとうと言いたい。彼は本当に優勝にふさわしかったよ!僕はスタートに失敗して、ルーベンス・バリチェロにポジションを奪われた。幸い、僕は彼をパスすることができて、この瞬間から、トラックで最も速いマシンの一台になった。他のほとんどのマシンがピットに入ったとき、僕はロングスティントだったからコースにとどまった。この段階で僕はとてもハードにプッシュした。それから僕たちは1ストップ戦略に切り替えた。とても重い燃料とソフトオプションタイヤで走るのは、チャレンジたっだ。でも、フェルナンド・アロンソを抑えることができた。ロバートは2回目のピットストップで僕の前にとどまったから、僕は2位を守った。最近の僕は厳しいレースが続いていたことを考えれば、8番手からスタートして2位でフィニッシュしたことは素晴らしい結果だ。モナコでのアロンソの事故のあと、僕のために新しいシャシーを組み立ててくれたヒンウィルの多くの人たちに感謝したいね!」3位 デビッド・クルサード (レッドブル)「これまで、レースやファクトリーで懸命に努力を続けてきてくれたチームのために表彰台が達成できて本当に嬉しい。ここは予期せぬ結果が期待できるサーキットなので、長距離が走れるように燃料も多く入れていた。でも、ピットレーンであんなことが起きるとは思っていなかった。いずれにせよ戦略は成功だった。エンジニア、メカニック、そしてファクトリーのみんなの努力のおかげだ。ターン1とターン2ではクルマが1カ所に集中して、ぞっとするようなスタートだった。ぼくの目標は完走してポイントを獲得することだったので、62回目の表彰台を達成できたのは最高の結果だ。今シーズンすでにマークが獲得しているポイントにさらにポイントを加えることができ、コンストラクターズ・チャンピオンシップのチームのポジションをより強固なものにすることができた」4位 ティモ・グロック (トヨタ)「今日は最高の一日だ。今年初のポイントを獲得できてとても嬉しいよ。スタートで順位を3つ落して、ヤルノの後ろに下がってしまった。私の方が速かったのだけれど、十分に距離を縮めたときに、リヤタイヤを傷めてしまった。私のほうが長い第1スティントになるのは分かっていたから、私はタイヤを保護するために最善を尽くした。そして、何とかピットストップまで切り抜けることができた。その後、このようなコンディションのコース上に車を保ち続けるのは、本当に大変だった。レース終盤、私のミスのせいでヤルノは順位を落してしまったので、残念な気持ちでいっぱいだ。しかし、私はフェリペ・マッサの前にとどまるように努力し、どんなミスもしないようにした。今日はチーム全員にとって素晴らしい結果を手に入れることが出来た。またここ数週間でパーフェクトな作業をしてくれた私のチーム、メカニック、エンジニアの全員にとっても素晴らしいものとなった。今日のポイントは彼ら全員に捧げたい。」 5位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)「このようなレースの後で、気持ちを表現するのは難しいね。一方では、給油トラブルがなければ表彰台を争えたとから、残念だ。もう一方では、路面が非常に悪いコースでの非常に難しいレースで、最終的に4ポイントを持ち帰れたことには満足している。自分が遅れているのがわかって、再びポジションを上げるようとしたけど、グロックの後ろに着いたとき、結局、彼を追い越せなかった。それまでいろんなトラブルがあったから、コースオフして終わるリスクを避けたかったんだ。ロバート・クビサとBMWザウバーを祝福したい。彼らは本当によくやったし、成功に値する。彼らはとても強いけど、ここでのすべての日の僕たちのパフォーマンスレベルからみて、僕たちは正しい方向性で取り組んでいると思う」6位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)「今日はチーム全体にとって非常に良い結果となったので、とても嬉しい。今回は厳しいレースになることは分かっていて、あまり自信が持てなかったから、とにかく完走してレースを終えたいと思っていた。今回私が犯してしまった最大のミスは予選前にセットアップを変えた事だ。そしてセットアップ変更前とは完全に異なるコースコンディションで予選を行っていることに、突如気がついたんだ。そのせいで自分が望むようには強くプッシュすることができなかった。レース終盤ではブレーキに若干問題を抱えていた。そして、その後にティモが小さなミスをしてしまったので、私は不運だった。彼がコース上に車を戻したとき、私はラインから離れなくてはならず、その際マッサに抜かれてしまった。それでも、最終的にポイントを獲得できたのは良かったし、皆に対して嬉しい気持ちでいっぱいだ。」7位 ルーベンス・バリチェロ (ホンダ)「グランプリが始まる金曜日は、ポイントフィニッシュの可能性が低いと考えていただけに、今日の2ポイントはうれし...
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