ルノーは、フォーミュラEへの関与に乗り気であることを明らかにした。2014年に開始予定の電気自動車のシングルシーターレースであるフォーミュラEは、ロンドン、ローマを含む主要都市での8ラウンドで構成されるカレンダーをすでにFIAに提出している。フォーミュラEは、ダラーラがシャシーを造り、ミシュランが公式タイヤサプライヤーを務める。
ルノーは、良くにヨーロッパでの専門知識と世界的な電気自動車のマーケットを考えて、フォーミュラEに関与する可能性が高いと述べた。「我々はフォーミュラEを非常に注意して見ている」とルノー・グループのカルロス・タバレスCOOは述べた。「それが実現すれば、我々が何らかの方法で関与することは非常にありえる」「ルノーはヨーロッパでのEV販売のリーダーであり、ルノー・日産アライアンスは世界における販売リーダーだ」「フォーミュラEは、技術への我々の把握と完全に一致しており、我々が何ができるかを人々に示すためにそのプラットフォームを使いたい」カルロス・タバレスは、フォーミュラEはオープンなチャンピオンシップであることが重要であり、従来型の良いレースに集中するチャンピオンシップというよりも、むしろより先進技術を強調する場であることが重要だと述べた。「従来のレースとゼロエミッションのレースとの間には大きな違いがある」とカルロス・タバレスは説明。「ゼロエミッションのレースシリーズは、新しい技術の広めていくことが重要だ。それを促進できれば、最高の技術が勝つということを認識するはずだ」「ゼロエミッションにおけるEVリーダーとして、ルノーはテクノロジーが最高であることを証明するためにチャンピオンシップに参加することを望んでいる」「パフォーマンス基準のバランスの脅威にはいたくないので、我々はそれに一致していなければならない」「結局、その純粋主義的な意味でのモータースポーツの役割は、新しい技術の効率化を進めることにある」
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