ルノーのチーフ・レースエンジニアを務めるアラン・パーマンは、ルノーがトップ4の一角に食い込めると信じている。バーレーンGPで9番手からスタートしたロバート・クビサは、オープイングラップでの接触とスピインにより最後方まで順位をさげたが、最終的には11位でフィニッシュした。アラン・パーマンは、R30がマクラーレンやメルセデスのようなチームに挑戦できる能力があると信じている。
「ロバートはレースの中盤で11位に返り咲くために非常に凄味のある仕事をしてくれたし、彼のペースは非常に競争力があった。2台のメルセデスやバトンのマクラーレンと同じくらい速かった」「現時点で我々がフェラーリやレッドブルと同じリーグにいないのは明らかだが、バーレーンでのパフォーマンスは、今年多くのポイントに挑戦できるという自信を与えてくれるものだった」ルノーは、メルボルンに新しいフロントウィングを含めたいくつかの空力アップデートを持ち込む。アラン・パーマンは、両方のクルマが予選でQ3に進み、決勝でポイントフィニッシュすることを目標にしていると語る。「我々はメルボルンに新たなエアロパーツを持ち込む。もう少しパフォーマンスを与えてくれるだろう」「新しいフロントウイングとリアウイングの新しいパーツがダウンフォースを全体的に改善させてくれるはずだ」「我々はあらゆるエリアをみているが、F1ではまだダウンフォースが決め手であるのは秘密ではない。より多くのダウンフォースをマシンに付加できれば、もっと良くなる。メカニカル面のいくつかの弱点にも目を向けているが、それはもっと長期的なプロジェクトだし、サスペンションのアップデートを統合できるのは数レース後になるだろう」「オーストラリアでの目標は、両方のドライバーがQ3に進むことだ。我々の競争力を考えれば現実的な目標だと思っている。それができれば、両方のドライバーがポイントを争うことができるだろう」
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