ルノーF1がレッドブル・リンクでのプライベートテストで2018年F1マシン『R.S.18』に2020年型のF1エンジンを搭載していたとの噂をドライバーを務めるダニエル・リカルドが否定した。レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・リンクがライバルのルノーF1にコースでのテストを許可したことを願いた。レッドブル・リンクとレッドブル・レーシングは共にレッドブルが所有しているものの、異なる会社が運営している。
ヘルムート・マルコは、それが面白くなく、ルノーF1はルールを破って2年落ちのマシンに2020年型のF1エンジンを搭載していたと語っていた。レッドブルレーシングとレッドブルリングは両方とも異なる管理下にあるため、サーキットがルノーに2018年の車でのテストを許可したのはそのためです。ヘルムートマルコは面白がらず、ルノーが2歳の車を運転したが、2020年仕様のエンジンが搭載されていたとも述べた。「彼らは2年前のクルマを使っていたが、新しいエンジンを搭載していた。彼らの信頼性には感心させられたよ」とヘルムート・マルコはコメント。「が、それよりも私がもっと興味を持ったのは彼らが本当にテストのためにレッドブルリンクを借りる必要があったのかどうかということだ」とわざわざ敵地に乗り込んできたルノーF1を皮肉った。だが、その疑惑について質問されたダニエル・リカルドは、その主張は正しくないと Sky Sports F1 に語った。「マシンのすべてが2018年仕様に従っていた。マシン自体とエンジンの両方でね。もちろん、タイヤに関してもピレリのデモ用ラバーで運転していた」レッドブル・リンクで115周=500kmを走り込んだダニエル・リカルドは、テストは非常に役に立つものだと語る。「コースに戻っただけでなく、埃を払って、チームとのやり取りを取り戻し、作業モードに戻るだけでも良かった。もちろん、ここ数か月間トレーニングを行ってきたけど、F1カーを運転しなかったので、ボタンをオンに戻すことができてよかった」
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