ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、2020年のF1世界選手権にむけてルノー以上に集中しているチームはないと考えており、新シーズンのチャンスを楽観視していると語る。4年前にワークスチームと復帰して以来、ルノーF1チームは83戦でまだ表彰台やポールポジションを獲得できるずにいる。2019年はエンジンカスタマーであるマクラーレンに54ポイント差をつけられてコンストラクターズ選手権5位でシーズンを終了。前年よりも31ポイント少ないポイト獲得数となった。
「大きな機会だが、再び同じミスを犯したくはない」とシリル・アビテブールは Motorsport Magazine にコメント。「我々ほど2021年を詳細に調べているチームはいない。どのチームも我々ほど2021年に関して進んでいるチームはいないと思う。純粋に我々はそこに多くのリソースを配分することを決定しているからだ」「だが、2021年を2020年に乏しいシーズンを過ごすことの言い訳にするわけにはいかない。もっと良いシーズンを過ごせると思っている。今シーズンに実施した変化と改善を達成できると期待している」