ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、ミッドフィールドでマクラーレンと戦っていることを状況を受け入れなければならないと語る。昨年のコンストラクターズ選手権をベスト・オブ・ザ・レストの4位で終えたルノーは、今年は3強チームとのギャップを縮めることを目標に掲げていたが、期待に反してカスタマーのマクラーレンに38ポイント差をつけられて5位に沈んでいる。
だが、シリル・アビテブールは、マクラーレンと戦っていることは恥じることではないとし、チームを構築していくには時間がかかると主張する。「マクラーレンが我々よりも優れたマシン、より良いシャーシを作ったことは事実だ」とシリル・アビテブールはコメント。「マクラーレンと戦うことを恥じていない。彼らは今でも素晴らしいチームであり、F1でも名が知れたチームだ」「我々が好むと好まざるに関わらず、状況を受け入れる必要があると思う。F1は厳しい。しばらくマシンの開発がなく、動いていなかったが、我々はクルマについての理解を深めており、我々にはセットアップを改善する能力がある」