ルノーは、来シーズンをもってマクラーレンとのF1エンジン契約を終了することになったが、チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、秘密を隠して自分自身のチームに集中した方がうまくいくかもしれないと認める。ルノーは、マクラーレンがホンダと決裂した2018年からF1エンジンを供給してきたが、マクラーレンは2020年で契約を終了し、2021年からメルセデスのカスタマーになる道を選んだ。
ルノーは、2021年から自身のチームでのみエンジンを使用することになるが、シリル・アビテブールはそれがチームにとって利益になると考えている。「最終的に我々は全員を倒したいと考えている」とシリル・アビテブールは Sky Sports にコメント。「2005年と2006年に我々が勝ったときには、我々以外の誰もルノーから供給を受けていなかった。我々はリソースの制限を受け入れているし、何の妨げもなく集中した方がうまくいくかもしれない」「また、レギュレーションに目を向ければ、標準化、簡素化、空力ルール周りの取り組みが進んでいけば、2つの主な差別化要因は、エンジン、そして、エンジンの統合とインストールになっていくだろう」「その点においては率直に言えば、単独で我々が開発しているものを自分たちのためにキープした方がいい。我々は自分たちが開発しているものを信頼しているし、率直にいって、それは良い秘密なのであれば、自分自身のために隠しておいた方がいい」