ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、エンジンカスタマーがいなくなる2021年にF1を撤退するとの噂を否定した。現在のルノーの唯一のカスタマーであるマクラーレンは、2020年限りで契約を終了し、2021年からメルセデスのF1エンジンを搭載することを発表。ルノーは、2021年からワークスチームでしかルノーのF1エンジンは使用されなくなる。
この決定は様々な憶測を呼び、エンジン収入を失うことでルノーがF1から撤退するとの噂が広まった。しかし、シリル・アビテブールはその見解を否定する。「非常に明確な2つのことが言える。我々はもはやエンジンサプライヤー活動でF11に参加しているわけではないので、マクラーレンを補給してもしなくても、物事をひっくり返ることはない」「我々は、ビジネスにとって、ルノーにとって、マーケティングの観点、およびスポーツの進化にとって意味があり続ける限り、F1に留まる。当然、10月末に2021年レギュレーションの発表があるので、進展を監視し続けている」「今のところ、すべての兆候が正しい方向を指している。すべてがビジネスケースの改善とF1の価値をチームに示している。したがって、今日ここにいて、明日いない理由はない。提示された原則に固執する場合だがね」
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