ルノーF1チームのシリル・アビテブールは、今季からチームに加入したダニエル・リカルドの開幕戦でのパフォーマンスに失望していると語る。レッドブル・レーシングで7勝を挙げたダニエル・リカルドは今年からルノーに移籍。ルノーからは再建の柱になると期待されているが、リカルドにとってはキャリアの後退だと見る者が多い。
ルノーF1チームでの初戦、そして、ダニエル・リカルドにとって母国レースとなったF1オーストラリアGPでは予選をニコ・ヒュルケンベルグの後ろの12番手で終え、決勝ではスタート直後に芝生の上を走行してフロントウイングを壊し、事実上、それでリカルドのレースは終わった。「正直、ダニエルはレースに勝ってきたドライバーとして彼に期待されているものを与えたとは言えない。少なくとも我々との初レースとなった今週末はね」とシリル・アビテブールはコメント。「フリープラクティスでは彼とクルマから何度か優れたパフォーマンスを垣間見せることはあったが、週末は主に低調なパフォーマンスで構成されていた。だが、フリープラクティスはリスクを冒すものではないし、重要ではない」「我々全員がもっとうまくやらなければならない。いつも言っているように学習曲線だ。ドライバーを変更したときは前進する前に数歩後退する必要がある。それがここで我々に起こったことだ」
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