ルノーは、F1バーレーンGPに“刺激的”と表現するアップグレードの第一弾を投入。マシンは定期的にポイントを獲得する準備はできていると自信をみせている。開幕戦では、ジョリオン・パーマーが金曜フリー走行2回目にクラッシュした末にリタイア、ニコ・ヒュルケンベルグが11位と厳しい週末をすごしたルノー。
チームは、シーズン開幕戦により多くを期待していたが、ルノーのF1マネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、R.S.17には素晴らしいポテンシャルがあると考えており、特にまもなく投入されるアップデートに期待を寄せている。「我々はまだ成長しているチームであり、もっと多くを引き出さなければならない」とシリル・アビテブールは Autosort にコメント。「トロ・ロッソ、フォース・インディアのような直接のライバルは、オーストラリアでは優勢だったし、彼らも眠っているわけではなく、アップデートを持ち込んでくると確信している。どこが最も多く持ち込んでくるか面白くなりそうだ」「我々には明らかにポテンシャルがあると考えている。我々は何が進行中かをわかっているし、それは刺激的なものだ」「我々が進行中のものを今クルマに搭載できれば、楽にポイントを獲れるようになるだろう」それらのアップデートはいつ投入されるのかと質問されたシリル・アビテブールは「いくつかのものはは第3戦前に入る。毎回、ラップタイムの増加させてくれるだろう」「だが、我々だけではないことはわかっている。非常に競争的なシーズンになるだろうし、厳しく、激しいシーズンになりすだ。我々が前進できるように全てをかなりうまく進めていかなければならない」シリル・アビテブールは、シーズン開幕戦の教訓のひとつとして、いかなる走行時間も無駄にはできないことを学んだと語る。メルボルンでは、ジョリオン・パーマーが金曜フリー走行でクラッシュして走行時間を失った。また冬季テストでもルノーはR.S.17でのマイレージが不足している。「率直に言うと、かれに責任はない。完全にね。だが、彼がコースオフして、状況はスタートした」「そこから我々はクルマを失い、重い燃料や軽い燃料での走行など、全体的にパフォーマンスについて学べるデータの50%を失った」「現在、そのような状況は非常に重要だ。タイヤが新しいので特にね」「また、我々は冬季テストで他の大部分のチームよりもマイレーイが少なかった。そのつけが回ってきていると思っている」「1台のクルマがなかったのは準備の助けにはならなかった。我々は残りのチームよりもマイレージが少なかったしね」「それには少しフラストレーションを感じたが、それは我々の誤りでもある。我々はそこから積み上げていかなければならない」