ルノーは、女性ドライバーのマルタ・ガルシアが2017年の若手ドライバーアカデミーに加入したことを発表した。スペイン出身の16歳、マルタ・ガルシアは、昨年のCIF-FIA OKカート選手権を4位で終え、その前年にはCIK-FIAアカデミ・トロフィを獲得。今年はスペインF4にフル参戦する。
「ルノー・スポール・アカデミーに加入することは素晴らしい機会であり、名誉なことです」とマルタ・ガルシアはコメント。「シーズンを通して、チームと仕事をしていくのを楽しみにしています。このようなプロフェッショナルな環境に身を置くことは、間違いなくジブの成長と進歩の鍵になると思いますし、コーチングと援助はスペインF4のシーズンにむけての準備に役立ちます」マルタ・ガルシアと同時に、デンマーク出身の15歳、クリスチャン・ルンゴーもアカデミーに加入。昨年のWSKチャンピオンズカップを3位で終えたクリスチャン・ルンゴーは、今年SMP F4 NEZ選手権に参戦する。「まず最初に、この機会を与えてくれたルノーとルノー・スポール・アカデミーに感謝したいです。すでにプログラムの一員になれたことを本当に嬉しく思っています」とクリスチャン・ルンゴーはコメント。「カートを終えて、今年は僕にとってシングルシーターの初シーズンになるので重要な一年です。ルノー・スポール・アカデミーは、この新しいチャレンジのためにフィジカルとメンタルの準備に役立ちますし、チームから大きなサポートを受けられるのは素晴らしいことです」ルノー・スポールのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「2017年のルノー・スポール・アカデミーに迎えられることを嬉しく思う」とコメント。「我々には非常にエキサイティングな若手ドライバーのラインナップがあり、それは我々の焦点が将来にむいていることを強調している。マルタとクリスチャンはカートシーズンから出てきた最もエキサイティングな才能だ」「仲間のアカデミー・メンバーと同じ湯に、彼らのセレクションと保持は、彼らの優れた結果とポテンシャルに基づくものだ。ルノー・スポール・レーシングは才能を育てることを約束している。我々は大きな期待を持って、マルタとクリチャンの進歩を見守っていく」ルノーは、過去10年でロバート・クビサ、ヘイキ・コバライネン、パストール・マルドナド、ルーカス・ディ・グラッシ、ロマン・グロージャンといったドライバーを輩出している。