ルノーは、R29のシェイクダウンをポルトガルのアルガルベ・サーキットで完了させた。午前中の発表会に続き、レースドライバーのネルソン・ピケJr.がステアリングを握り、R29の初テストを行った。2009年のレギュレーションに対応するために、ルノー R29には新しいデザイン哲学が取り入れられ、ルックスは先代モデルとは非常に異なるものとなった。
最大の注意は、新しいレギュレーションを最大限に活用するに払われた。ルノーは、今シーズンのチャンスに関して自信をみせた。ルノーは、木曜日までアルガルベでテストを実施。明日火曜日もテストを続け、最後の2日間はフェルナンド・アロンソがR29のステアリングを握る。フラビオ・ブリアトーレ「我々は早くからR29のプロジェクトの準備を始めていたし、チームが成し遂げたことに満足している。今年は対処すべき多くの新しいことがあるが、我々はフロントで戦い続けるつもりだ。我々は現在、シーズンのスタートに向けての最終準備に集中しており、オストラリアでは表彰台のために戦えることを期待しているフェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.は、早い段階でR29を得られたことに満足しており、冬の間、マシンを進歩するために懸命に仕事をしたエンストーンとビリのファクトリーのスタッフに敬意を表した。フェルナンド・アロンソ「チームは1月のテストに新車を準備するために非常に忙しい開発プログラムを行った。今、僕たち全員がレーストラックでそのすべての努力が結果を出すことを楽しみにしている」ネルソン・ピケJr.「天気はあまり良くなかったけど、R29に乗れて最高の気分だ。今日は、マシンで走行を重ねてデータを集め、出来る限り多くを学ぶことがすべてだった。今週の残りも今日行った進歩を積み重ねられることを期待している」関連:ルノー R29:画像