ルノー・スポールは、F1イタリアGPでのオルタネーターの故障をレッドブルに謝罪した。セバスチャン・ベッテルは上位を走行していたレース中盤にオルタネーターの故障でリタイア。レッドブルは、マーク・ウェバーもレースをリタイアしており、ノーポイントでイタリアを去った。ルノー・スポールF1のレミ・タファンは、彼らのパフォーマンスは標準以下だったと認めた。
「今週末はパフォーマンス、信頼性という点でどちらも許容できないものだった」「セバスチャンのクルマの2つの故障についてレッドブルに謝罪しなければならない。1つ目はFP3、そして今度はレースだ。両方のケースでオルタネーターが故障した」またルノーは、予防措置としてジェローム・ダンブロシオのロータス E20のオルタネーターを予選前に交換していたとみられている。ルノー・スポールは、バレンシアでのセバスチャン・ベッテルとロマン・グロージャンの故障後、新しいオルタネーターが故障したことに失望していることを認めた。「バレンシアの問題のあと、我々は新スペックのオルタネーターを導入した。それで問題を解決できると思っていた」「なぜ、ここでその部分が再び故障したのか調べているところだ。たとえオルタネーターが定められた範囲内で完全に作動していたとしても、そのパーツ自体がオーバーヒートし、電力供給が止まったことはわかっている。これは我々自身とサプライヤーの間での最優先事項であり、シンガポーツまでに問題を完全に解決しなければならない」レミ・タファンは、ルノーはジェローム・ダンブロシオのKERSの故障についても調べていると付け加えた。「ロータスは力強いフィニッシュをしたし、キミはマシンのポテンシャルを最大限に生かしたが、ジェロームのクルマのKERSトラブルも調査する必要がある」