レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、フェラーリがテスト禁止の“スピリット”を破ったと非難した。フェラーリは、プロモーション目的の撮影と称した走行でレッドブル型の新しいエキゾースト・ブロウン・ディフューザーを搭載したF10を走らせた。実際、フェラーリは広報画像とフェルナンド・アロンソがマシンとヘルメットにカメラを装着して撮影した動画を公開している。
「規約に記されてはいないが、スピリットに反している」とクリスチャン・ホーナーは Telegraph にコメント。「たくさんの計画が含まれたそのようなクルマを走らせてはならない。誤って、新しエキゾーストシステムを走らせてしまったと話ではない」クリスチャン・ホーナーは、撮影が目的であったのであれば、フェラーリはバレンシア仕様の重要なアップデートを装着する必要はなかったと語る。「彼らはそれを調べることができたし、おそらく学んだと思う。次のチーム代表会議で活発な議論がなされると確信している」「整える必要があると思う。事実上の紳士協定であり、尊重されるべき重要なことだ」しかし、フェラーリがブリヂストンの非常に堅いプロモーション用タイヤで走っていたことは事実であり、フェルナンド・アロンソは走行には競争的な意味合いはなかったと語る。「60kphでカメラを搭載したクルマの後ろを走っていたけど、とても安定していたよ」とフェルナンド・アロンソはジョークを交えて語る。「前にクルマがいない状態でも数周したけど、クルマとヘルメットには10個のカメラが着いていたので、あまり落ち着いて運転できなかったよ」関連:フェラーリ、バレンシア仕様のF10をテスト