レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2022年F1ブラジルGPの予選を振り返ったQ3で強くなった雨と赤旗中断により、F1ブラジルGPの予選結果はポールポジションを獲得したケビン・マグヌッセン(ハース)を筆頭に通常とは異なる順番にドライバーが並んだ。
ジョージ・ラッセル(メルセデス)のコースアウトによる赤旗で1回目のアタックを結果を決め、マックス・フェルスタッペンが2番手、インターミディエイトのシャルル・ルクレール(フェラーリ)に妨げられたセルジオ・ペレスは9番手で予選を終えた。「まずはポールを獲得したケビン・マグヌッセンとハースを讃えたい」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「コンディションはタフでQ1からQ3まで雨に振り回されたが、マックスとチェコは素晴らしい仕事をしてQ3まで残ってくれた。残念ながらターン8での小さなミスでマックスはタイムを失ってしまったが、フロントローはスプリントに向けて非常にポジティブな結果だ」「チェコはアンラッキーだった。シャルルがインターミディエイトを履いていたので、チェコは彼がピットインすると踏んでいたのだが、ステイアウトしたのでタイムを失ってしまった。しかし、チェコなら明日のスプリントを十分に戦える」「非常にエキサイティングなレースウィークエンドになるだろう」セルジオ・ペレスは「不運な予選だった」と振り返る。「シャルルとフェラーリに抑えられてしまった。インターミディエイトを履いていた彼はアウトラップで遅すぎたのでピットインすると思っていた。ピットインしてスリックに替えることを予想していた。でも、その代わりにシャルルは僕の前を走り続けたので、僕は彼の後方でラップを終えなければならず、かなりのタイムを失ってしまった」「たらればの話はしたくないけれど今日はトップ3が狙えていた。でも実際は9番手で終えてしまったので非常に落胆している。明日はハードにトライして失地回復とポイントを狙いたい」マックス・フェルスタッペンは「今日はかなりトリッキーなコンディションを相手にしていた」と語る。「ターン8でのロックアップでポールを失ってしまった。とにかく難しかったので、どこまでプッシュできるか試す必要があったけれど、高くついてしまうような大きなミスはしたくなかった」「明日の調子は良さそうだけれど、このようなコンディションでは何が起きるか分からない。ひとまずフロントローを確保できていることが何よりも重要だ。明日のスプリントでどこまで戦えるか確認したい。天候的には何が起きるか分からないけれど、これがみんなにとってインテルラゴスがスペシャルな理由だ」「ケビン(マグヌッセン)とハースはよくやったね。この瞬間を楽しんでいることを願っているよ」