レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2022年F1第11戦オーストリアグランプリの予選を振り返った。多くのドライバーがトラックリミットに悩まされたF1オーストリアグランプリの予選。Q3セッションは接戦となったが、マックス・フェルスタッペンが2度の赤旗中断を乗り越えてシャルル・ルクレール(フェラーリ)を0.03秒以内の僅差で上回り、オーストリアGPポールポジションを獲得した。
一方、予選終了後にQ2でのトラックリミット違反を問われたセルジオ・ペレスは、Q3・Q2の全タイムを抹消され、スプリントレースを13番グリッドからスタートすることになった。「ポール獲得は、マックスにとって素晴らしいリザルトとなった。最後のターンでほんの少しだけ速かったことが違いを生んだ。3台のマシンが0.1秒以内に収まっているというのは驚異的だ。現在フェラーリは非常に強力だ。シルバーストンでの彼らの優勝やこれまでのシーズンを通じてこのことを目の当たりにしてきたので、今日ポールを獲得できたことには大きな価値がある」とクリスチャン・ホーナーは語った。「オーストリアに戻って来られて嬉しく思う。チームはこのサーキットでのレースを愛している。応援も情熱も素晴らしいが、ライバルチームたちへの誹謗中傷になってはいけない」「チェコへのペナルティは非常に厳しいと感じている。処分後のパフォーマンス向上のチャンスを考慮すれば、Q3以前に対処されるべきだった。チェコは13番グリッドからベストを尽くす。日曜日の決勝で良いポジションを得られるように努力してくれるはずだ」