レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2021年F1ロシアGPの予選を振り返った。最後尾スタートが決まっているマックス・フェルスタッペンは、Q1序盤に2周を走行したのみでタイムを記録せずに予選を切り上げた。Q3に進出したセルジオ・ペレスは、急速に改善する路面状況を見てドライ用のソフトタイヤに交換。
しかし、ソフトタイヤが機能するタイミングは非常に限られ、早めにアタックに入ったペレスはタイム更新ができず、9番手で予選を終えた。「当然ながら、マックスがグリッドの後ろからスタートするのは分かっていたし、今日のトリッキーな予選コンディションでは、その報酬はリスクに見合う価値はなかった。したがって、彼にとっては明日のためにすべてを確実に準備をしておくことが重要だった」「チェコ(ペレス)は9番手からスタートことにがっかりしていることだろう。Q3でスリックタイヤでのウオームアップラップで小さなミスをしてしまい、タイヤに熱を入れることに苦労し、残念ながら、さらに上位のポジションは逃してしまった」「グリッドは今週末前には誰も予想し得なかったものだ。明日はオーバーテイクできるコースで晴れの予報となっているので、さらなるオーバーテイクと非常に興味深いレースが見られるかもしれない」
全文を読む