レッドブル・ホンダF1は、F1イギリスGPのレースにおけるルイス・ハミルトンへのペナルティには納得していないが、レース後、オンライン上で展開されている人種差別的な誹謗中傷にはメルセデスと団結して反対している。ルイス・ハミルトンは、F1イギリスGPでのマックス・フェルスタッペンとの接触以降、オンラインで誹謗中傷に晒された。ハミルトンは、コプスでインサイドをついて接触し、フェルスタッペンは高速でバリアに接触してリタイアを喫した。
インシデント直後からソーシャルメディアではルイス・ハミルトンに対する多くの卑劣な人種差別的が発言が書き込まれた。メルセデスF1チーム、F1、FIAは共同で声明を発表して断固として人種差別と戦っていくことを表明。レッドブルF1陣営も、ルイス・ハミルトンのコース上での行為やスチュワードの下した10秒ペナルティという裁定には不満を述べているが、コース外の人種差別的な中傷は許されることではないと声明を発表した。「我々はコース上では激しいライバルかもしれないが、あらゆる人種差別に対して団結している。我々は自分たちのチーム、競争相手、そし、我々のファンに対するあらゆる種類の人種差別的な中傷を非難する」とレッドブルF1は声明で述べた。「チームとして、我々は、マックスとの衝突後、ルイスがソーシャルメディアで昨日耐えた人種差別的な中傷を目撃することにうんざりし、悲しんでいる」。それについての言い訳は決してない。我々のスポーツにはそれのための場所はない。そして、責任者は責任を問われるべきだ」レッドブルF1のエンジンパートナーであるホンダF1も声明を発表し、人種差別的中傷を非難した。「昨日のイギリスGPの結果には本当に失望しているが、我々はルイスを標的にした人種差別的な中傷にショックを受け、嫌悪感を覚えている」「個人として、そして企業として、ホンダは我々のスポーツや社会一般において、あらゆる形態の人種差別的中傷を非難する。いかなる場合でも正当化することはできない」