レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、新加入のセルジオ・ペレスがF1プレシーズンテストで“タイヤのスペシャリスト”としての期待に応えるパフォーマンスをみせたと語る。セルジオ・ペレスは、昨年期待された成績を残せなかったアレクサンダー・アルボンの後任としてレッドブル・ホンダF1に加入。レース巧者としての定評のあるペレスは、メルセデスとの戦いにおいてマックス・フェルスタッペンをアシストすることが期待されている。
F1プレシーズンテストにおけるセルジオ・ペレスの特にロングランにおける走りにはタイムシート以上の印象を与えており、3日間のロングランでは最速だったと分析されている。ヘルムート・マルコも「私が見る限り、彼のロングランは最速だった。彼はタイヤのスペシャリストとしての評判に応えた」と Auto Motor und Sport に語った。セルジオ・ペレスは、レッドブルのF1マシン『RB16B』を完全にマスターするためには5レースが必要だとインタビューで語っている。だが、ヘルムート・マルコは「おそらく予選ラップに関しては、彼にはそれほど長くは必要ないと思う。レースでは最初のグランプリから正しいと確信している」また、ヘルムート・マルコは、アルファタウリ・ホンダに新加入の角田裕毅にも高い評価をしている。「我々の角田は20歳で、このマシンに1日半しか乗っていません。彼はセンセーショナルなパフォーマンスを提供しました」とヘルムート・マルコは RTL に語った。
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