レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1アブダビGPの残りの週末にメルセデスに追いつくためにはまだやらなければならないことがあると認める。F1アブダビGPのFP1でトップタイムを記録したマックス・フェルスタッペンだったが、FP2ではメルセデス勢に次ぐ3番手タイムで終了。トップのバルテリ・ボッタスから約0.8秒の遅れをとった。
少なくともタイムシート上ではそうだが、トップ3のドライバーはそれぞれの状況でソフトタイヤでタイムを出すことができておらず、まだ勢力図についてははっきりとはしていない。クリスチャン・ホーナーは、F1アブダビGPでメルセデスにキャッチアップするためにはまだやるべき作業がたくさんあると語る。「かなりノーマルな金曜日だった。最初のプラクティスセッションはまだ太陽の中で開催されていたので、あまり代表的ではない」とクリスチャン・ホーナーはFP1を振り返る。FP2で、マックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンは、他のドライバーと同様にピレリの2021年タイヤで最低8周を走行する必要があった。レッドブル・ホンダは2021年の新しいフロアなどいくつかのパーツをテスト。チームは来年のアイデアを得ることができた。「2回目のプラクティスでは、来年の開発作業を行った」とクリスチャン・ホーナーは確認する。「我々は8周にわたってさまざまなタスクを完了した。そのすべてが非常に役に立ち、いくつかの良いフィードバックを集めることができた」その後、焦点は今週末に戻った。マックス・フェルスタッペンは、ソフトタイヤで好タイムを記録していたが、セクター3でセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)に引っかかって、ラップを中断している。「彼はそのラップを終えることができなかった、だが、セクター1ではパープルだった」とクリスチャン・ホーナーは前向きに語った。「結局、彼はメルセデスと同じようにミディアムタイヤで最速のラップを設定した」クリスチャン・ホーナーによれば、アレクサンダー・アルボンも好調であり、レッドブル・ホンダにとっては前向きな一日だったと振り返る。「最終的に3番手と4番手だった。堅実だが、レッドブルとして、メルセデスとのギャップを埋めるためにやるべきことがまだあると思う。それが我々の現在の立場だ」