レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ダニエル・リカルドがレッドブルに“復帰の道”があるかもしれないと語る。ダニエル・リカルドは、2018年末にレッドブルを離れてルノーF1に移籍してF1界を驚かせたが、2021年には早くもルノーF1は離れてマクラーレンに移籍することが決定している。
2009年のF1ワールドチャンピオンであるジェンソン・バトンは「ダニエル本人に『ルノーに移籍するという君の決断が理解できない』と言いさえした」と In The Fast Lane で明かした。「彼は何度もその質問をされたと確信している。ドライバーとして後退するときは常にそうだからね」ジェンソン・バトンは、ダニエル・リカルドの2021年のマクラーレンF1への移籍は、今後のキャリアを“運命を左右する”ものだと考えている。「彼はまだ若いが、あなたはあなたにレースに勝ち、できればチャンピオンシップのために戦うことができるチームに向かって動き始める必要がある。彼にとって重要な動きだ]「メルセデスのF1エンジンを搭載したマクラーレンは非常に競争力があるはずだ」ジェンソン・バトンは、ダニエル・リカルドが当時のチームメイトであるマックス・フェルスタッペンと“平等に扱われていなかかった”“チームから望まれていない”と感じたため、レッドブルを去ったと考えていると語った。しかし、現状、レッドブル・ホンダでは、ピエール・ガスリーの後任として加入したアレクサンダー・アルボンが同じように苦戦しており、ドライバー交代が囁かれている。ダニエル・リカルドであれば、2020年にアレクサンダー・アルボンよりも良い成績を収めていたかと質問されたヘルムート・マルコは「事実がないので、そういったことは言えない」と motorsport-total.com に語った。「我々はアルボンとともにコンストラクターズチャンピオンシップで2位いいる。ダニエルと一緒でもそこにいただろう」しかし、ヘルムート・マルコは、ダニエル・リカルドであれば、少なくとももっと多くのポイントを獲得したと考えている。「当時は2人の同等のドライバーがいた」とヘルムート・マルコはマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドのラインナップを振り返る。「リカルドと一緒にいたときは楽しかったが、彼は自分の道を模索し、それに従った」「我々はまだ良い友人だ」ダニエル・リカルドがレッドブルに復帰する可能性はあるかと質問されたヘルムート・マルコは「常に復帰の道はある。だが、環境が適切でなければならない」と語った。
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