レッドブル・ホンダF1は、マクラーレンのチームメンバーが新型コロナウイルスに感染したことが確認された後、F1オーストラリアGPでレースを続けるべきだと主張したチームのひとつであることを認めた。「地元の保健当局は、FIAと同様にイベントを継続する許可を与えた」とレッドブル・ホンダのF1チーム代表をクリスチャン・ホーナーはフィンランドの放送局MTVに語る。
「大多数はレースに賛成であり、より多くのテストスクリーニングが行われていた。だが、チームはミーティング後に立場を変え、その後、プロモーターはイベントをキャンセルする以外に選択肢がなかった」レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは次のように確認している。「他チームも準備はできていただ。だが、彼らにはエンジンがなかっただろう」とヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport に語った。ヘルムート・マルコは“特定の人々が何回か考えを変えた”ため、決定が公式に発表されるのに非常に時間がかかったと述べた。「パドックで新型コロナウイルスの症例があったが、もう全員がすでにそろっていたので、プラクティスを開始し、さらなる検査を実施し、最終決定を下すことができた」ヘルムート・マルコは、金銭的な考慮が最終的な決断の一部であることを確認した。「これは間違いなく責任問題になるだろう」とヘルムート・マルコは語った。「私が理解している限り、主催者と保健当局からOKが出ていた」木曜日の夜に行われた会議では、ルノー、フェラーリ、アルファロメオは中止を主張し、当初はメルセデス、レッドブル、アルファタウリ、レーシング・ポイントは続行を主張していたが、深夜にダイムラーからメルセデスのF1チーム代表であるトト・ヴォルフに電話が入り、メルセデスとそのカスタマーに欠場するよう指示したとされている。