レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・ホンダの2020年F1マシン『RB16』を2月12日(木)にシルバーストンでシェイクダウンさせる予定であることを明らかにした。現時点で公表されているなかで2020年F1マシンを最初に発表するのはフェラーリであり、2月11日(水)にイタリアのレッジョ・エミリアで新車発表イベントを開催する。
だが、フェラーリが新車を走らせるのは2月19日からスタートするプレシーズンテストになるとされており、全チームのなかで最初に2020年F1マシンを走らせるのはレッドブル・ホンダになりそうだ。レッドブル・ホンダは、まだ正式にはRB16の発表日を公表していないが、これまで何回か2月12日(木)になると報じられている。「我々は2月12日にシルバーストンでのロールアウトを計画している。エンジンはしばらくの間テストトラックで走行しているが、姿をみせるのはそれが初めてとなる」とヘルムート・マルコは Motorsport-Magazin に語った。近年、レッドブルはシェイクダウンの写真を新車の発表と組み合わせている。これまでシェイクダウンはカモフラージュカラーリングで行われ、その数日後に正式なレースカラーリングのスタジオフォトが公開されている。2020年のF1世界選手権はレギュレーションが変わらないため、昨シーズン後半に好パフォーマンスを発揮したレッドブル・ホンダとマックス・フェルスタッペンはタイトル候補としてプレッシャーがかかっている。「準備は順調に進んでおり、スケジュール通りだ。過去数年と比較してこれは進歩だ。過去には多くの時間を無駄にしてきたからね」とヘルムート・マルコは語る。「今の我々はそれの弱点を改善できたように思う」
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