レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍報道はF1の“政治的なゲーム”の一部だと語る。昨シーズン末、6回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンが、フェラーリのジョン・エルカン会長と面会したことが明らかになり、2021年のハミルトンのフェラーリ移籍の報道が過熱した。
フェラーリは、すべてのドライバーがドライブすることを一度は望むチームであり、勝利を期待されているチーム。2007年にキミ・ライコネンによるドライバーズタイトル、2008年のコンストラクターズタイトル以降、フェラーリはタイトルは遠ざかっており、ドライバーにとってマラネロにタイトルを戻すという挑戦は魅力的なはずだ。フェルナンド・アロンソはその挑戦に失敗し、セバスチャン・ベッテルは2020年がラストチャンスになるかもしれない。Motorsport-Total は「ルイス・ハミルトンとジョン・エルカンの面談はフェラーリを不安定にするためのドライバーと彼のボスであるトト・ヴォルフによるカードゲームの一部だ」と報道。しかし、ヘルムート・マルコは「そうは思わない」とコメント。「新しい契約についての交渉だ。ルイスがフェラーリのトップの会うならば、それは重要な財政的な議論と交渉だろう。これは政治的なゲームであり、それはF1の一部だ。すべてが最高レベルで実証されている」シャルル・ルクレールは2024年までフェラーリとの契約を延長したが、ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルは2020年末で現所属チームとの契約が期限を迎える。
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