レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1オーストリアGPでのシャルル・ルクレールについて衝突にFIAがペナルティを科していた“理解できなかった”だろうと語る。マックス・フェルスタッペンは、残り3周のターン3でシャルル・ルクレールを追い抜く際にシャルル・ルクレールと接触。このインシデントは審議対象となったが、スチュワードはレーシングインシデントとして処理した。
レース直後、クリスチャン・ホーナーは新しいエンジンパートナーであるホンダとの初優勝をと喜んでいたが、結果は変わるとは考えられなかったと語る。マックス・フェルスタッペンにペナルティを科せられていたらレッドブルとしてどう対応していたかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「考える価値のないことだ。率直に言って、彼らは正しい決断を下した」とコメント。「あのようなレースの後に彼らが表彰台を変えようと考えるなど理解できない。あれはF1が素晴らしいレースに必要としていたトニックだった」最近、F1カナダGPでのセバスチャン・ベッテル、F1フランスGPでのダニエル・リカルドと物議を醸すペナルティがあった。しかし、クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダとしてマックス・フェルスタッペンが何か間違ったことをしたとは思わなかったとし、シャルル・ルクレールにポジションを返すことも伝える意図はなかったと語る。「問題ないと完全に確信していた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「もちろん、それはスチュワードに行き、そして、その時点ではわからない。だが、トム・クリステンセンとスチュワドは完全に正しい決断をしたと思う」「いつか我々に不利になることもあるだろうが、あれはフェアなレースだった。ハードレースだった。それがF1があるべき姿だ」クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンがお咎めなしとなった主な要因は、フェルスタッペンがルクレールよりも先にターン3のエイペックスに到達していたことだと考えている。「見れば、彼はエイペックスに向かっており、その時点で彼はコーナーを勝ち取っていた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「それがスチュワードがそれを見た方法だ」関連:2019年 F1オーストリアGP | 決勝レース 動画ハイライト
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