レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1スペインGPで投入するアップグレードによってRB15が抱えていた空力問題は解消すると確信している。今シーズン、特にメルセデスはコーナーで速さを見せている。レッドブルはホンダのF1エンジンに多くの注目が集まっているが、空力も完璧な状態ではないことを認めている。
しかし、ヘルムート・マルコは、F1スペインGPで投入するアップグレードによって、空力問題はすべて解消されると語る。「我々はバルセロナに空力ソリューションを持ち込む。それによって問題は完全に解決されることが約束されている」とヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport にコメント。レッドブル・ホンダは、F1中国GPで新しいフロントウイングを持ち込んだが、完全に問題は解消されなかった。しかし、クリスチャン・ホーナーは、新しいフロントをウイングは助けになっていると語る。「1つのコーナーを除いては、メルセデスと同じくらいコーナーで速かった」とクリスチャン・ホーナーはレース後に語っている。クリスチャン・ホーナーは、F1スペインGPで投入するRB15のアップデートは大幅な改良ではなく、“軽微”な進化の積み重ねたものになると語る。「かなり軽微なものであり、進化させたものにすぎない。通常のフロントとリアウイングのアップデートになるだろう。革命ではなく進化だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「我々はシーズン開幕以降、ギャップを縮めていると思う。メルボルンでは力強いレースをして、マックスはグランプリの大部分でルイスをプッシュしていた」「バーレーンは我々にとって厳しいレースだったが、それ以降、いくつかのことを改善できている。中国では力強いレースができたし、バクーではさらに強かった。歴史的に我々の強みが生かされないトラックでね」「現在、我々はヨーロッパに戻ることを楽しみにしているし、今後のいくつかのサーキットは我々に実際に適しているはずだ」また、クリスチャン・ホーナーは、ホンダがF1アゼルバイジャンGPで投入した“スペック2”エンジンの改善を時間していると語る。「ホンダは今回のバージョンアップを主に信頼性向上と説明しているが、パフォーマンスについても改善されていることが感じられた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「シーズン前よりも開幕、開幕よりも今回と、確実に進化していることは間違いない」「4基目からはペナルティを受けることになるが、それは最初から覚悟してることだ。こうした積極的な開発のテンポはルノー時代にはみられなかったことだ」「今年、我々はホンダと共にトップに到達するために互いに努力を続けている」関連:2019年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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