レッドブル・ホンダは、2019年シーズン前に掲げていた“最低でも5勝”と目標を撤回した。シーズン開幕前、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダとの新たなワークスパートナーシップの初年度は“最低でも5勝”を挙げることが目標だと語っていた。
「ヘルムートが楽観主義者であることは誰もが知っていることだ」とレッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナは中国で微笑んだ。「実際、勝利数に目標は設定していない。我々の目標は上位勢とのギャップを縮めることだ」クリスチャン・ホーナーは、中国では状況は状況は改善したものの、レッドブル RB15はまだ‟空力的な問題”を抱えていることを認めていたが、マックス・フェルスタッペンは「現時点で僕たちにできる最大限はポイントを獲得することだ」と Ziggo Sport に語った。クリスチャン・ホーナーも「我々全員ができる限り早くに最大限の競争力を達成したいと思っている」と同意した。レッドブル・ホンダのペースへの苦戦に加えて、ピエール・ガスリーは2019年にマックス・フェルスタッペンのスピードに匹敵することに奮闘している。それにより、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトがレッドブルのコックピットに昇格するとの噂も出ている。しかし、クリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーが新しい環境に慣れてきていると中国で語った「ピエールは完全には快適ではなかったかもしれないが、我々は彼がより容易な週末を過ごしたのを見たと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「彼は今、クルマの特性に合わせてスタイルを調整しているところだが、それにはすでに進歩を果たしている」「我々は彼がレースでファステストラップを記録するのを見ることができたし、それは彼にいくらかの自信を与えるだろうことを期待している」ピエール・ガスリーも「クルマのフィーリングは良くなっている」と同意する。「まだやるべきことはたくさんありますが、レースごとに1歩ずつ向上ができて安心しているけど、一度に3歩ずつ向上できるよう、さらに頑張っていく」
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