レッドブルのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、新シーズンが開始されれば、メルセデスはニキ・ラウダの不在を感じることになるだろうと考えている。メルセデスF1チームの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは、昨年肺移植を受けた後、オーストラリアでの開幕戦までパドックに戻ることを望んでいた。しかし、冬の間にインフルエンザにかかって予防措置として集中治療室に戻っことで回復が遅れ、復帰時期は未定となっている。
「外側から見ていると、ニキの不在を感じられる」とクリスチャン・ホーナーは Daily Mail にコメント。「タイトル争いがさらに拮抗すれば、さらにニキがいないことを感じるだろう。彼はトト(ヴォルフ)が寄りかかるための松葉杖としてそこにいた」「当面の間、ニキが直接関与することがない場合、チームは弱くなるだろう」クリスチャン・ホーナーは、バーニー・エクレストンの不在も寂しく思っていると語る。クリスチャン・ホーナーは、リバティ・メディアはF1をいくらか進歩させたが、バーニー・エクレストンがF1を支配していた頃の厳しい規律が失われていると感じている。「チェイスはブレグジットのメイ首相と同じような仕事をしている。全員にフィットする取引などないだろう。そして時計は刻々と過ぎている」とクリスチャン・ホーナーは語る。「バーニーは独裁者だった。ある意味でそれはこのスポーツが必要とするものだ」「皆さんは彼のことを知らない。いつか彼はスポーツを買い戻すだろう。彼はまだ健在だ。チーム、プロモーター、政府の近くにいる」「リバティは彼が苦手だった分野 - 将来の技術とデジタルメディア - に対処した」「しかし、契約交渉という点では、バーナード・チャールズより優れた人物はいない」