レッドブル・レーシングは、10月後半に開催されるF1メキシコGPが2018年シーズンで優勝を狙える最後のチャンスだと考えている。現在、レッドブル・レーシングはコンストラクターズ選手権3位をほぼ確実なものにしている。タイトル争いを演じているメルセデスとフェラーリからは大きく離されているが、4位のルノーとの差も大きい。
レッドブル・レーシングは今シーズン3勝を挙げているが、第9戦オーストリアGP以来、勝利から遠ざかっている。クリスチャン・ホーナーは、今後も表彰台に上がる多くのチャンスはあるが、現実的に優勝を狙えるのはF1メキシコGPだけだと考えていると語る。「ノーマルな環境であれば、現実的にはおそらくメキシコが我々に残された最後のチャンスだと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「シーズンが終わるまでにさらに多くの表彰台を獲得できることを願っている」昨年のF1メキシコGPでは、マックス・フェルスタッペンが2位のバルテリ・ボッタスに19秒差をつけて圧勝している。メキシコGPまでには、ロシア、日本、アメリカでのレースがあり、ロシアGPでは信頼性問題が発生したマックス・フェルスタッペンにルノーの“スペックC”に代えて、“スペックB”が搭載されるとみられている。