レッドブル・レーシングは、F1ドイツGPの予選で マックス・フェルスタッペンが4番手。エンジンペナルティによって最後尾スタートが決定しているダニエル・リカルドはQ2で走行せずに戦略的にマイレージを温存して15番手だった。マックス・フェルスタッペン (4番手)「4番手は僕たちにできる最大限だった。予選に臨むために現実的にならなければならないし、馬力がなければ、先頭にいることは期待できない」
「自分のラップにはとても満足しているし、クルマから最大限を引き出せたと感じているので、僕の視点では満足のいく一日だった。ソフトでスタートするプランだったけど、Q2の赤旗がそれを変えた。振り返ってみれば大丈夫だったかもしれなけど、確実にQ3に駒を進めたかった。なので、僕たちはウルトラソフトでレースをスタートする。このコンパウンドの方がスタートのシークエンスには強いはずだ。金曜日と比べてレースの路面温度は異なるので、ダイヤがどのように劣化するかは不明だ。僕たちのペースは予選よりも明日の方が良いはずだし、良いスタートを切って、どのように進歩できるか見てみるつもりだ。イン側からのスタートは理想的ではないけど、2列目は助けになると思う。たくさんのファンが見れて嬉しかった。僕は彼の後ろを走っていたので、彼らがセバスチャンを応援していたか、僕への応援だったのかはわからないけど、いずれにしても嬉しかった」ダニエル・リカルド (15番手)「たとえ何が起ころうと僕たちは明日最後尾からスターするし、Q2に参加しないことによってレスをスタートするタイヤを選ぶことができる。Q2を走っていたら、どのタイヤだったとしても、僕たちはそれでレースをスタートしなければならなかっただろう。この決定は僕たちに少し自由を与えてくれたし、明日のために何がベストを決定し、クルマのマイレージをセーブすることができた。実際、予選がドライだったことを嬉しく思っている。他のドライバーはタイヤを使わざるを得なかったからね。それは最もアグレッシブな戦略を選ぶことを少し容易にしてくれる。シルバーストンのように1ストップか2ストップのレースになるだろう。どれだけ早く僕がポジションを上げられるかによって、1ストップが可能かどうかが決まる。表彰台に上がるには少し運が必要だと思う。難しいけど、決して不可能ではない。今はとにかく後ろからスタートする楽しみだけを考えるようにしている。もちろん、前からスタートできるならその方がいいけど、ある程度興奮できるに違いない。ルイスも後方スタートになったことで2倍面白くなるだろう。僕ら2人がそろって順位を上げていけば、いいレースになるはずだ。ルイスは僕ほど嬉しくはないだろうけどね。僕はペナルティを受けることがわかっていたけど、彼にはポールのチャンスがからね。でも、明日は一緒に楽しい時間を過ごせるはずだ」クリスチャン・ホーナー (レッドブル・レーシング チーム代表)「残念ながら、すでにダニエルはペナルティを受けて明日のグリッドが最後尾になると決まっており、タイヤとエンジンのマイレージを無駄しても意味はないし、ドライコンディションでの予選ではQ1ポジション以上になることは決してなかった。そのため、戦略的な判断からQ2ではマシンを走らせず、明日の選択肢を増やすことにした。マックスはソフトタイヤでQ2を突破してQ3進出を狙っていたが、今日の2つのコンパウンド間のデルタはそれを実現するには大きすぎた。ライバルと同じようにウルトラソフトに履き替え、その後のQ3では2回のとても印象的なラップを走った。最後のアタックはターン1を全開で駆け抜けていたし、今週末これまででそれを成し遂げたのは彼のマシンだけだ。ただ、セクター2のタイムロスが不均等をもたらしたため、今日は4番手がベストだったと思う。レースで巻き返せることを願っている。ダニエルも後方からの反撃というチャレンジを楽しんでくれるに違いない」関連:F1ドイツGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション
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