レッドブルは、2018年末にダニエル・リカルドがチームを離れることになると覚悟をしており、ヘルムート・マルコは2019年にむけてリカルドの後任をすでに探していることを明らかにした。2018年に関しては、レッドブルはダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンというドライバーラインナップを継続することが決定しているが、2019年については様々な推測が広まっている。
ダニエル・リカルドとレッドブルとの契約は2018年末までとなっており、マックス・フェルスタッペンに下にしては、2019年の契約を有しているものの、そこには早期に移籍が可能なオプション条項が盛り込まれていると考えられている。「フェルスタッペンとはより長い契約を結んでいる」とヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport にコメント。「だが、リカアルドはすでに市場に出ている。我々は代わりを探す必要がある。準備ができていないわけではない」ダニエル・リカルドがレッドブルを離れた場合、メルセデスが有力な移籍先だと考えられてる。レッドブルの2019年の選択肢としては、2018年に1年間の期限付きでルノーにローン移籍するカルロス・サインツの復帰も含まれている。レッドブルの2019年の状況は厄介だ。現在、レッドブルにF1パワーユニットを供給するルノーは契約が期限を終了する2018年限りでレッドブルへの供給を終了するとされており、レッドブルにとってはホンダが2019年の唯一の選択肢となる。過去3年間、パフォーマンスと信頼性不足を露呈してきたホンダだが、ヘルムート・マルコは、ホンダと協力する見込みについて心配はしてないと語る。「まったくない。我々は現在のクルマと2018年に完全に集中している」「現在、マクラーレンがフィニッシュしている位置を見れば、我々が少なくともトロ・ロッソで行った決断は我々にとって強みだ」また、ヘルムート・マルコは、レッドブルは今年序盤の乏しいスタートを繰り返さないように2018音にむけて対策を講じていると主張する。「風洞には新しい手順を採用しており、我々はこのクルマの開発さえも終了はしていない」とヘルムート・マルコは述べた。
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