レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2017年シーズンのF1が素晴らしいシーズンになると考えている。4度のワールドチャンピオンチームであるレッドブルだが、2015年は大きく後退。ルノーとの関係が悪化し、一時はエンジン契約を確保できずにF1撤退の危機に瀕した。
だが、2016年にレッドブルは息を吹き返した。メルセデスの挑戦者となり、メルセデス以外では唯一となる2勝を挙げた。「注目に値する」とクリスチャン・ホーナーは振り返る。「12ヶ月前、我々はかなり恐ろしい一年を過ごしていたし、見通しはあまり励みになりそうではなかった」「異なる時点で、今年にむけてクルマの後部に3つの異なるソリューションがあった。13か月前にはホンダがインストールされていたね!」「厳しい冬だったが、全員が仕事に戻り、クルマの開発に集中し、素晴らしいシャシーを造った。それは初テストからかなり明白だった」結果として生み出されたパッケージは、スペインとマレーシアでマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドに勝利を与えた。クリスチャン・コーナーは、テクニカルレギュレーションが大幅に変更となる2017年にレッドブルは成功を取り戻すことができると考えている。「2017年にちょっとした大変革があるのは刺激的な要因だと思う。クルマのルックスは素晴らしくなりそうだし、ドライバーにとって大きな試練となるだろう。勇敢なドライバーがより報われることになると思う」「2台の同じシルバーのクルマがフロントローに並び、表彰台の上位2台にいる状況のバランスを取る機会を与えてくれる」「状況を少しかき混ぜる機会を与えてくれる。F1は素晴らしい一年になるだろう」
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