レッドブルは、火曜日にシルバーストンでハローをテストした2つ目のF1チームとなったが、2017年の導入に関しては反対票を入れるとしている。フェラーリは、バルセロナでのインシーズンテストでハローで初走行を行い、F1イギリスGPのフリー走行1回目では改良版となる“ハロー2”をテストした。だが、ハロー2をテストしたセバスチャン・ベッテルは、ハローの視認性に懸念を表明しており、ハローのどうニュにはまだ課題が残っていることを示唆した。
レッドブルは、ハローの代替案としてエアロスクリーンを提案したが、FIAのクラッシュテストに苦戦。FIAは、2017年の導入に関してはハローを選んだ。レッドブルは、火曜日に開幕したシルバーストンでハローの実走テストを行ったが、クリスチャン・ホーナーはハローに対する懸念を改めて表明している。「対処しようとしている問題に対して洗練されてないソリューションだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「私は、他の結果があるかもしれないものを急いで通過されるよりも、きちんと仕事をするためにより多くのリサーチ時間をかける方を好む」「私はハローの大ファンではない。それには限界はない」「現時点で賛成に投票しないだろうことは確かだ」FIAは2017年に全マシンにハローを装着させようとしているが、導入にはレギュレーション変更が必要であることから、ストラテジーグループとF1コミッションでチームによって可決されなければならない。だが、反対があった場合も、FIAが安全を理由にそれを強制する可能性も残っている。関連:レッドブル、ハローを実走テスト / F1シルバーストンテスト
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