レッドブルが、2017年にランボルギーニーのエンジンを搭載するのではないかと噂されている。以前、ランボルギーニのCEOを務めるステファン・ヴィンケルマンがF1復帰の可能性を検討しており、レッドブルとのパートーナシップを組む可能性が報じられていた。また、最近ではフェラーリでチーム代表を務めた経験のあるステファノ・ドメニカリが、ランボルギーニの次期CEO候補に挙がっていると報じられている。
ランボルギーニの親会社であるフォールクスワーゲン・グループは、レッドブルと将来的なパートナーシップについて交渉中だったことをが明らかになっている。排ガス不正問題が明るみになったことでその交渉は一度は流れたが、フォルクスワーゲンは2017年以降にF1に参入すると広く考えられており、ランボルギーニをレッドブルとのテクニカルパートナーシップのブランドに選ぶ可能性が報じられている。同グループの上級エンジニアは「最近の市場調査で改めてF1の重要性が確認された。相当な効果がある。我々はブランドにとって大きなポテンシャルを確認している」と述べた。レッドブルは、2016年をタグ・ホイヤーのバッチのついたルノー製パワーユニットで戦うことになっている。2017年以降について、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「現段階で我々のエンジン計画がどうなっているかアナウンスされていない状態で、私から発言をするのは難しいが、より良いポジションにいるべきだと信じている。私はたくさんの項目を変えていくつもりだ」と述べている。